黒い天使のブログ

前の１０巻から表紙のデザインが大幅に変わりましたが、
今回の１１巻もデザインは継承しつつ、８・９巻の時と同じように２冊で１セットのテーマに。



１０巻が現役の「回転草の兄弟団」（タンブル・ウィード）、
１１巻が大きくなって団から離れたＯＢ・ＯＧ達のオーランド、アカシア、アベル。





０番地区編初回で実業家のロンダリオに陸情３課の戦災復興を糾弾され、
以来それに対する答えをずっと探していたアリスでしたが、
兄弟団の子供たちと触れ合う内に自分なりの答えが見つかりました。




一方オーランドは０番地区抗争に歯止めをかけるべく
元兄弟団で現在はボルモン派の帳簿係をしているアベルに話をしに行くが・・・


前のカルッセル編がずっと重苦しかった反動でしょうか、
０番地区編ではこういったネタが随所に見受けられます。
抗争の標的だったキャラダインが相当な変態紳士だったり、
そんなキャラダインをイダテンが
「僕は結構アリだと思う」とカミングアウトしたり。
本当にこの作者はキャラクターのたて方がうまい。



しかし明るい部分を振り撒きつつも、このマンガの本領はやはり重いドラマ。
いくつかのキャラクターを通して語られる“人の命を奪うこと”については
いろいろ考えさせられますし、
ストーリーも毎回毎回次号が気になるヒキ。
子供たちの前では出さないかと思われたオーランド伍長の暴れっぷりも出てしまいましたし・・・






残念ながら０番地区編はこの巻に入りきらず、アベル活躍のいいところで
本編は終わっているんですが、恒例の巻末インターバルで・・・






おいしいところを陸情２課長・ラインベルカ少佐が全部持っていってしまいました。
彼女がなぜ発情したのかはぜひ単行本で。
それにしてもこのマユゲなし、キャラ立ち過ぎｗ


【関連】
表紙にも新キャラにもびっくり…『パンプキン・シザーズ』第１０巻
『パンプキン・シザーズ』新キャラがいろいろと凄い件について
まさに“シザーズ”に尽きる巻…『パンプキン・シザーズ』第９巻


↓何度見てもこの対の２冊は上手いなぁ。

しおやさんの日記で森さんも参加した対談があったのは聞いていましたが、
アニメイト関連だったとは予想外。あまりこういう企画やってるイメージがなかったので。



「fellows!」4号発売記念スペシャルインタビュー！
森薫さん、しおやてるこさん、笠井スイさんによる特別対談　第1回
（アニメイトTV Web）


第１回目はマンガとの出会い、マンガ家を目指した経緯、お気に入りの作品などについて。
森さんが影響を受けた作品で『動物のお医者さん』（佐々木倫子）や
『恐竜大紀行』（岸大武郎）については前にもどこかで聞いた気がしますが
『だかあぽ』（鷹城冴貴）については私は初めてでした。
で、ちょっと検索すると、ああ、鷹城冴貴さんって、『くおん…』の川島博幸氏でしたか。
『くおん…』は単巻作品ながら印象強くてよくおぼえているんですが。


おすすめ作品の『男爵校長DS』（ÖYSTER）は
去年のぱふのアンケートの時に挙がってたなぁと思ったら
タイトル改題してるんですか。森さん正確。
『環状白馬線 車掌の英さん』（都戸利津）についてはウチでも紹介させてもらいましたが
マジおすすめです。



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＊「fellows!」４号発売記念　西東京スタンプラリー参加店リンク
フェローズ４号発売開始と共に西東京スタンプラリーもスタートしましたが、
関連スレ見てると早速かなりの人がチャレンジ始めてる模様。
まあ全員がフルコンプ目標という訳ではなく、
３ポイント通過賞や５ポイント賞狙いの人もいると思いますが、
Fellows!執筆陣の中から希望の作家１名にその作品のキャラクターを描いてもらえる
コンプリート賞（抽選で５名）もかなりの倍率になるんじゃないかなぁ。


さて参加者の書き込みを拝見していると
「わざわざ行ったのに定休日だった」とか
「品揃えがイマイチで買いたい本が無かった」といった悲喜こもごもが見受けられるので、
お出かけの際は調べうる範囲で計画立ててからが吉。
ということでスタンプラリー参加店でウェブサイトがある店のリンク集をば。
＊同一チェーンであっても対象となるのは記載店舗のみなので注意。


まんが王　八王子店（八王子駅）

くまざわ書店八王子店コミックランドビーワン（八王子駅）

福家書店　町田店（町田駅）

・オリオン書房　立川北口店（立川駅）

ブックスルーエ（吉祥寺駅）

ブックショップ書楽（阿佐ヶ谷駅）＊サイト見つからず。

真光書店 北口本店（調布駅）

啓文堂書店　八幡山店（八幡山駅）

井上書店　コミックスペース店（昭島駅）



ぜひ分かる範囲で定休日や閉店時間を考慮して周りましょう。
ところで、定休日が明記されてないところは年中無休と考えていいんですかね。


【関連記事】
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次の電車に乗って、あの人に会おう…都戸利津 『環状白馬線 車掌の英さん』

結婚⇒木の彫り物⇒新婚旅行？と穏やかな空気で綴られてきた『乙嫁語り』に
いよいよ不穏な影が。
アミルさんの運命は？　カルルクとはもう結ばれたのか？
あの表紙のカバーストーリーを託された森さんの運命は？
ということでまずは巻頭のカバーストーリーから。






いやぁ期待に違わぬお尻祭り。
越中詩郎もビックリのヒップアタック連発ｗ
巻末コメントで

岩原さん・宮田さんというその道の先達である
おふたりの前に出しても恥ずかしくないお尻を、と思って描きました。

とあるので、本人的にもかなりチカラが入ってる模様。
というか、巻末コメント欄の自画像にまで「タイトミニのお尻」に。
あれだけ描いてまだ物足らないというのか！ｗ
やはり森さんの中身はおっさｎ（ｒｙ





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さて『乙嫁語り』第四話。
カルルク・アミル不在中に家にやってきた３人組。
その内の一人が何か面影あるなぁと思ったらやはり・・・




アミルの兄（名はアゼル）でした。
兄は「妹を連れて帰る」の一点張りで話を聞こうとせず、
「居ない」と言われてもそれを信じず強引に家捜しを始めますが・・・



　
「静かにせんかね。ご近所様の迷惑だ！」
お婆ちゃん強ぇぇぇ！
どうやらこの弓は嫁入り道具とのこと。ということはこのお婆ちゃんも
アミルと同じく遊牧民のところから定住民のところにお嫁に？
それにしても「母刀自」（おもとじ）なんて初めて聞きました（Yahoo辞書）
森さんがボキャブラ豊かなのか私がボキャブラ貧弱なのか。



一方、カルルクとアミルは出かけた先の家の羊の放牧を面倒見ながら
のんびりと夫婦仲を温め中。
でも雰囲気として二人はまだ結ばれてないっぽいですな。
まあカルルク君１２歳だし仕方ないんですが、
お婆ちゃんが既成事実？作ってしまったので
そろそろ頑張ってもらわないといけないんですが。



［巻末コメント］

岩原さんの原稿を手伝いに行って、
アニメ『化猫』のＤＶＤを貸してもらいました。
想像以上に面白かったです。

どっちのことですかね？




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『フェローズ！』　2009 vol.4（ヘリオトロープ）
フェローズ発売に合わせて約２ヶ月ぶりの更新。
寝不足とのことで、御自愛下さい。

そういえば今回はこれまでよりやや少なめの３０ページ。
まぁ掲載誌的にページ数は自由っぽいのでたまたま話に合わせただけだと思いますが。


【関連サイト】
Fellows!公式サイト


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今回は丸坊主の少年が主人公！？・・・森薫『乙嫁語り』第二話「お守り」
待望の新連載スタート…森薫『乙嫁語り』第一話「乙嫁と聟花」

さて、昨日紹介したFellows!公式サイトにアクセスされた方はもうご存知かもしれませんが、
同サイトのトップページ上部にはアクセスの度に連載作品の紹介が
ランダムで登場する仕様になってます。
で、よろしければ森薫『乙嫁語り』の紹介が出るまでリロードしてみて下さい。
すると、アミルさんのイラストと共にこんな説明文が登場します。

ちなみに「乙嫁」とは、
古い日本語で「美しいお嫁さん」。
この連載には
じつは「あっ」と驚く仕掛けが
用意されていますが、
明らかになるのは、もう少しさき。
お楽しみに。

仕掛け！？
既に３話までに仕込まれてるのか、まだ用意だけで未登場なのか分かりませんが
気になるあおり文ですな。
ということで、これだったら驚きそうな仕掛けをいくつか予想してみるテスト。


１：あるキャラが『エマ』か『シャーリー』の世界とリンクしている？
“驚く仕掛け”と言われて最初に浮かんだのがこれ。
カルルクとアミルの間に産まれた子供、もしくはその子孫が『エマ』の誰々とか。
しかし国籍や人種的に無理があり過ぎですね。
唯一、カルルクの家に逗留していると思われる白人の学者だけは
何とでもこじつけ出来ますが、それだとインパクト薄いしなぁ。


２：ビーム本誌にて『乙嫁語り外伝』連載スタート？
現在、隔月刊で毎回４０ページ前後描いているのを約半分にして、
残りの余力をフェローズ発行のない月のビームで外伝連載。
もしくはビームで［原作：森薫／作画：○○］方式とか。
でもこれは誰得だわなぁ。自分で却下。


３：すでに映像化が決定済？
それはそれで嬉しいかもしれないけど、それを「仕掛け」と呼ぶのはどうかと思ったり。


４：実は発表済みの各話にも「メイド」が登場している？
作品的にそれはさすがに・・・と思いつつ、
「森さんならやりかねない」とも考えてしまうのがナンともｗ





結局私の予想は当たりそうなのが浮かびませんでしたが、
よろしければみなさんも適当に予想してみて下さいませ。


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待望の新連載スタート…森薫『乙嫁語り』第一話「乙嫁と聟花」

作家陣合宿記事の翌日、まんが王のサイトにスタンプラリーの告知が来たので
追記しようか新記事にしようか迷ってたら、ちょうど公式サイトが出来たので
まとめて１記事に。


Fellows!公式サイト
⇒第４号の紹介
⇒西東京スタンプラリーについて


公式サイトは壁紙ページがあったりウェブ連載漫画があったりと
オープン直後の割にはなかなかの充実度。
この記事アップ時点で最終更新日が2月25日のコミックビーム公式サイトよりは期待が持てそう。


４号の紹介ページには
「カバーストーリーにはまさかの森薫を起用」との記述が！
あのお尻表紙から森さんがどんなストーリーを描くのか要注目。


＊［カバーストーリーとは］
毎号、碧風羽氏が描く表紙絵を受けて他の作家がそのイラストからイメージするストーリーを
３～４ページ描くコーナー。
ちなみに各号担当は１号入江亜季、２号長澤真、３号宮田紘次。


スタンプラリーについてはまんが王のページも合わせてどうぞ。
確かにハードルは高いけど、いざスタートすればコンプリート達成者はかなりの人数出ると予想。
それだけ商品が魅力的だし。
なので、応募する場合は競争率かなり高くなる覚悟をしておいたほうが吉。


（追記 4/11 23:50）
とらのあな、COMIC ZINではギャラリーカード６枚組。



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