黒い天使のブログ

掲載誌（ヤングアニマル）でも読んでますが、休載も多いので
まとまって読むとまた印象が違ってくるのが不思議。



3月のライオン 2 (2) (ジェッツコミックス)
羽海野 チカ




右は発売中のＹＡ２３号付録の三浦建太郎描き下ろしカバー。
見事にウミノチック。



２巻のトピックといえば、やはり
１巻では回想の中だけだった義姉、香子が登場したことですかね。
突然零の部屋を訪れたかと思えば、強引に１泊。




内弟子時代から彼女にほのかな憧れを抱く零の気持ちをもてあそんだり、
次の対局相手の家庭事情を教えて動揺を誘ったり・・・と
期待に違わぬ毒婦ぶり。
香子の男（後藤）とあったトラブルとは？
むかし香子の家であったこととは？
先が気になります。



そしてこの漫画の清涼剤？二海堂は今回も大活躍。
ＭＨＫ杯での解説、というより叱咤激励は熱いし
（まあ実際にはあんな収録番組は放送しませんがｗ）
将棋入門用の絵本は可愛いし。
あれは羽海野先生も描く気マンマンみたいだし、
ぜひ商品化希望！


ヤングアニマル：羽海野チカ『３月のライオン』２巻特設ページ


【関連】
喪失と再生の物語・・・羽海野チカ『３月のライオン』第１巻
ダ・ヴィンチ4月号：羽海野チカ・ロングインタビューの紹介

『ハチミツとクローバー』全選手入場！！


3月のライオン (1) (ジェッツコミックス)
羽海野 チカ


ハチミツとクローバーイラストレーションズ
羽海野 チカ

８５年にスタートしたこの作品がまさか
連載２３年・単行本１００冊に及ぶとは。


クッキングパパ (100) (モーニングKC)
うえやま とち




巻数的には節目の巻ですが、
内容はいつもどおりのファミリードラマと美味しそうな料理＆レシピ。
この変わらなさが人気の、そして長寿作となった理由でしょう。
その辺の作品の骨格は変わりませんが、
キャラクターは少しずつ変わって成長していってるのもいいですね。
そんな荒岩一家をはじめとする同作のキャラがほぼ総登場なのが
９０巻発売時の全選手ネタ。

『クッキングパパ』全選手入場！！


クッキングパパ：２３年でコミックスが１００巻の大台に　講談社初の快挙（まんたんウェブ）
そういや音羽では１００巻到達初なのかー。そりゃ社長賞モンだわなあ。
累計２１００万部というのも凄い。
ちなみに他社の１００巻到達作品は
小学館：２（『弐十手物語』『美味しんぼ』）
集英社：１（『こちら葛飾区亀有公園前派出所）』）
リイド社：１（『ゴルゴ１３』）。


１２月１３日には福岡でサイン会開催。
紀伊國屋書店


クッキングボスうえやまとち初期作品集 (モーニングKC)
うえやま とち

２年前に集中連載から始まり、その後通常連載となった
週刊漫画ゴラク掲載『外道坊』。
（先行掲載時の記事、本格連載開始時の記事）


今年に入ってその作品内に『マーダーライセンス牙』の木葉優児と板垣総理が登場。
さらに次のエピソードに移る時にタイトルが『外道坊』から
『外道坊＆マーダーライセンス牙』に変更。
その新タイトルでの単行本が今日発売。



外道坊&マーダーライセンス牙 (1)
平松 伸二




掲載誌ではまだ前のタイトルだった板垣総理登場の時点から新タイトル扱い。
まあ連載時にタイトル変えたら
「ああ、木葉が登場するのか」とバレバレですから
その時にはそのままだったんでしょうけど。
でも単行本には旧タイトルの最終章「ボクサー王子」編のラスト２話も載っていて、
１冊の中に２タイトルが混在する形に。
なんとも中途半端ではありますが、
さすが額に銃弾を浴びて死んだはずのキャラを生き返らせて
「いんだよ 細けえ事は」の一言で済ませた平松先生らしいといえばらしいか。



さて『外道坊＆マーダーライセンス牙＆ブラックエンジェルズ』になるのはいつでしょう？ｗ



『外道坊＆牙』といえば少し前、掲載誌での
「板垣勃てども心は勃たず！」という名言（迷言）に爆笑。
単行本化されたときに紹介できるかなあ。



それにしても最近、いろんな暗い事件のニュースを聞いていると、
リアル世界がどんどん平松漫画に近づいてしまってる感がして
なんともやりきれない気持ちに・・・
凶悪事件はフィクションの中で充分。


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マーダーライセンス牙&ブラックエンジェルズ (1)
平松 伸二

ヤングアニマル２２号より。



約２年半に渡って展開されてきたゲームのコミカライズもいよいよラスト。

誌内の広告によると単行本４巻までで累計５５万部とのこと。
原作ゲームの実売が何本かよく知りませんが、
ゲームのコミカライズとしては大成功の部類に入るのは間違いないでしょう。





学園祭は一緒に回れなかったものの、その後に図書室で落ち合った光一と結美。
友達になるきっかけになった場所で思い出話に花の咲く二人。
「実は１年の時からあなたが・・・」
「えっ！？　僕も１年の頃から・・・」
転校の件がネックでお互い言いにくかった気持ちをぶつけ合い、
相思相愛になった二人は図書室のベンチで重なり合い・・・



おーっと東雲先生、最後に“故郷”に戻るかと期待しましたがｗ
さすがにそれはなく。
一年半後、同じ大学に入学した二人は、幸せそうな笑顔でキス・・・でフィナーレ。


東雲先生、お疲れ様でした。
単行本５巻は来年春頃発売予定で、
ラストページ柱に
「東雲先生の次回作をご期待ください！」とありますが、
やはりアレを期待していいんでしょうか？


【関連】
東雲版キミキス　プールで星乃さんと涙のキス

東雲太郎版『キミキス -various heroines-』関連記事アーカイブ


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２００６年５月。
軽い気持ちで記事にした『キミキス』コミカライズの報。
それがまさか３０個ほどの記事にまでなるとは思いもよりませんでした。

ということで、当ブログの関連記事をひとまとめに。