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2025-01-24(Fri)

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2010-02-28(Sun)

ぱふ2010年4月号「2009まんがベストテン」号から森薫関連情報

ぱふの4月号といえば毎年恒例のまんがベストテンとまんが家大アンケート。
プラス作家別作品リストというのを以前やっていたんですが、前回から無くなってしまいました。
どの作品が掲載誌何号からのスタートか、休載が何号だったか等のチェックに便利だったんですが、残念。


ぱふ 2010年 04月号 [雑誌]
ぱふ 2010年 04月号 [雑誌]
雑草社の紹介ページ



ご存知の通りぱふは女性読者がメインの雑誌。
ベストテン投票者も毎回9割以上が女性。
ということで例年ならその結果を流し見して済ますだけなんですが、
今回はなんと長編部門で『乙嫁語り』が28位にランクイン
さらに女性キャラクター部門でアミルが10位にランクイン!
『乙嫁語り』はかなり女性にも受け入れられてるようです。


乙嫁語り 1巻 (BEAM COMIX)


さて4月号恒例のまんが家大アンケート。
こちらでも「2009年印象に残った作品」という問いに
岩本ナオ、羽海野チカ、北上れん、志水ゆき、高尾滋、山田ユギ、幸村誠といった各先生が
『乙嫁語り』を挙げています。



そして当の森薫先生は、これも恒例になってきていますが
お気に入りの作品をすべてコメント付きで紹介しており、他の項目も含めて
3段組レイアウトの1段半、つまり半ページ使ってアンケートに回答しています。
今回森さんが挙げたのは……

いけだたかし『ささめきこと』、
すたひろ『おたくの娘さん』、
都戸利律『環状白馬線 車掌の英さん』、『群青シネマ』、
山田睦月『コランタン号の航海』シリーズ、
水城せとな『失恋ショコラティエ』、
末次由紀『クーベルチュール』、
石塚真一『東京チェックイン』、
函岬誉『嫁姑の拳』、
古日向いろは『バガタウエィ』、
大石まさる『月刊サチサチ』、
金色スイス『佐藤君の柔軟生活』、
雑君保プ『そして船は行く』、
佐野妙『森田さんは無口』、『Smileすいーつ』、
木村和昭『おかあさんがいっしょ』、
うさくん『マコちゃん絵日記』、
大井昌和『おくさん』、『ちぃちゃんのおしながき 繁盛記』、
宮成楽『晴れのちシンデレラ』、
ヨシノサツキ『ばらかもん』、
渡辺航『弱虫ペダル』、
野村宗弘『とろける鉄工所』、
ひじかた憂峰・田中亜季夫『リバースエッジ大川端探偵社』、
阿武川キネコ『姫武将政宗伝ぼんたん!!』、
さかもと麻乃『リスランタンプティフルール』、
あらい・まりこ『薄命少女』、
松本蜜柑『イエス・マスター!』

映画『ホット・ファズ』
ホット・ファズ~俺たちスーパーポリスメン!~ [DVD]

挙げてる作品が多いのもさることながら、特筆すべきはそのジャンル・レーベルの広さ。
機会があれば「あまり読まないジャンル」があるのか質問してみたいものです。


各作品にはすべてコメントが添えられています。
そして仕事やそれ以外での目標や野望といったアンケートにも回答されてます。
詳しくはぜひぱふ本誌で。



ヘリオトロープ(森薫先生のブログ)




【関連記事】
森薫『シャーリー』第2巻がいつ頃になるかなぁというお話
森薫『シャーリー』3年半ぶりの新作が4月のフェローズ10号に掲載
描き込まれた刺繍の数々、そして物語は意外な展開へ…『乙嫁語り』第十話

ぱふ2010年1月号:森薫インタビュー&『乙嫁語り』紹介
ぱふ2008年6月号 プロに聞くカラーイラストテクニック:森薫
『ぱふ』2009年4月号:まんが家大アンケートの紹介
ぱふ2008年4月号:まんが家225人大アンケート&まんが家作品リスト07



森薫関連商品一覧
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2010-02-25(Thu)

別冊宝島『僕たちの好きな』シリーズで漫画メインって初?という話

先日書店で、別冊宝島の
『僕たちの好きなかわぐちかいじ』というムックを見かけました。


僕たちの好きなかわぐちかいじ (別冊宝島 1679)
4796676090



アニメやゲームの特集はよく見かけますが、一漫画家の特集は珍しいなと思い、
宝島のサイトで「僕たちの好きな」で検索してみると、
やはり漫画家の特集は初めてっぽい。
そして漫画の作品メインは既にあったような気がしてたんですが、
『北斗の拳』や『あしたのジョー』特集もアニメがメインのようなので、
漫画メインの特集自体初めてかも。
(見落としあれば御指摘ください)
なぜ今かわぐちかいじ特集なのかよく分からないんですが、強いて言えば
『ジパング』完結記念といったところでしょうか。



漫画家で特集を組むとなると、そこそこのキャリアと作品数が必要ですが、
あまり大御所過ぎると既に同様の本があったりするので、企画する人も難しいところ。
さりとて、今が旬の作家については他誌も同じような企画考えるでしょうし。
例えば、今なら誰を特集すれば売れるかなと考え、真っ先に浮かんだ福本伸行などは
つい最近ユリイカで特集したばかりですし。
(同様に荒木飛呂彦や西原理恵子も)
まぁ活字メインのユリイカと違って、別冊宝島は図版を多めに使用した内容でしょうから
切り口が違えば他誌を気にしなくてもいいと思いますが。






あと、宝島がいずれやりそうな、あるいは「やってみませんか?」という
漫画関連の企画をいくつか挙げてみます。

(1)『僕たちの好きな90年代ジャンプ』
最高部数を記録した頃の作品ラインナップならいくらでも企画が組めそう。
あまり新鮮味が無いのが難点か。


(2)『僕たちの好きな週刊少年チャンピオン』
「俺に書かせろ!」と手を挙げる熱いブロガーが多そうなイメージ。
REDやいちごを含めて『僕たちの好きな秋田書店』でいくテも。


(3)『僕たちの好きな芳文社』
『けいおん!』の大ヒットもあった芳文社。あの4コマ雑誌ラインナップの多さは凄い。
コミックギアについてもぜひ(ヲイ





実現の可能性は別として、
みなさんはどんな特集を期待したいですか?
個人的にはやはり『僕たちの好きな森薫』希望。


僕たちの好きな北斗の拳 (宝島社文庫)
僕たちの好きな北斗の拳 (宝島社文庫)

僕たちの好きなあしたのジョー (別冊宝島 (854))
僕たちの好きなあしたのジョー (別冊宝島 (854))

2010-02-18(Thu)

交錯する少女たちの想い…志村貴子『青い花』第5巻

特に好んで百合系漫画を読むわけではない私が、毎回発売日を心待ちにしている
ガール・ミーツ・ガール作品、待望の新刊。


青い花 5巻 (F×COMICS)
志村貴子
4778321081

太田出版の紹介ページ


3人娘表紙おめでとう!
4巻ではカラーだったキャラクター紹介ページが今回モノクロだったのは残念。



4巻ラストで、花城千津と肉体関係があったことをふみから明かされ、
驚きを通り越して怖ささえ感じるあーちゃん、まぁ仕方ないわなぁ。
それ以降、ふみちゃんと話す前は緊張するものの、いざ話し始めたら普通に話せる……けど、
何となくお泊り会をしなくなったのは、あーちゃんの自己防衛本能か。


そしてそんな相談をされても動じない上田さん(4巻からの新キャラ)大物。
同じく4巻初登場当初は単なる能天気少女として描かれた大野さんも、
お姉さん関連で少しずつ話の中へ。
井汲さんはつらい状態が続くなぁ……。



考えてみれば、作品内で明確に女性への好意を向けている女性キャラは少ないのに、
読んでいる間はなんだか登場する女性キャラが全員百合のように錯覚してしまう時が。
それだけ作品内の空気が“ガール・ミーツ・ガール”な雰囲気で統一されている証かも。



4巻ラストの引きは“ドキドキ”でしたが、5巻ラストは“ワクワク”なイメージ。
また次巻が楽しみです。



「青い花」最新第5巻発売記念! 特製イラストカードプレゼント!! (COMIC ZIN)



【関連記事】
ふみちゃん衝撃の告白…志村貴子『青い花』第4巻



アニメは良作でした。未見の方はぜひ。
青い花 第5巻 [DVD]
B002FNYU9C


青い花公式読本 (Fx COMICS)
4778320972


マンガ・エロティクス・エフvol.59
マンガ・エロティクス・エフvol.59

2010-02-16(Tue)

森薫『シャーリー』第2巻がいつ頃になるかなぁというお話

早い所では12日に発売になったフェローズ9号。
翌13日にウチで
『シャーリー』新作がフェローズ10号に掲載という記事を書きましたが、
公式発売日の15日にはコミックナタリーにも同様の記事が。
しかも6月のフェローズ11号にも連続掲載という
公式サイトにもまだ載っていない新情報付き。



シャーリー (Beam comix)



土曜に記事書いた時には、3年半前のシャーリーが38ページだったので、
同様の量があと4回あれば計190ページとなり約1冊分ストック溜まる

4月の新作が仮に38ページだとして、以降1年に1回同量の新作があれば
3年後の2013年辺りに2巻が出るかなぁ



と大まかな予想をしてたんですが、まさか連続掲載とは!
この調子で来年も連続掲載があれば予想より早く第2巻が…!?


と思ったものの、
まだ新作のページ数はまだ不明ですし、少なくとも10号は乙嫁語りと同時掲載ですし、
(おそらく11号も?)
『シャーリー』のページ数は少なめに見積もったほうがいいかもしれません。

そうなると、2号連続掲載とはいえ2巻は当初の予想通り3年後か、あるいはそれ以上待つ可能性も?



コミックビーム Fellows! Vol.2 (ビームコミックス)


ひとつだけ確かなのは、3年半前の新作が掲載された増刊時代のフェローズは
現在入手が難しい、ということ。
今回の新作も場合によっては単行本化に時間かかるかもしれません。
なので、いつでもシャーリーに会いたい場合は
フェローズ10号・11号買っておいたほうがいいですよ、と。



【関連記事】
森薫『シャーリー』3年半ぶりの新作が4月のフェローズ10号に掲載
描き込まれた刺繍の数々、そして物語は意外な展開へ…『乙嫁語り』第十話



Fellows! 2010-FEBRUARY volume 9 (BEAM COMIX)
Fellows! 2010-FEBRUARY volume 9 (BEAM COMIX)

2010-02-13(Sat)

描き込まれた刺繍の数々、そして物語は意外な展開へ…『乙嫁語り』第十話

フェローズ9号より。
次号の『シャーリー』新作についてはこちら


Fellows! 2010-FEBRUARY volume 9 (BEAM COMIX)
Fellows! 2010-FEBRUARY volume 9 (BEAM COMIX)


第十話「布仕度」。
なのに、1ページ目上枠で
旅人が来る!シルクロード・ロマンス第9話!
と堂々と間違ってる……。





さて今回はエイホン家の居候・スミスさんに来客が現れるシーンからスタート。
(あら、スミスさん担当回か……)
と思いきや、左枠のあおり文は

居候・スミスさんの立場と秘密と謎と正体が明かされる!!……のは次号。今回の主人公は!?


引っ掛けでした。
(うわっ、騙されたw)
とその時は苦笑したんですが、まさか最後にあんな展開になるとは……






otoyome1046


ということで今回は鷹大好き少女・ティレケが主人公。
女性が嫁入り道具に刺繍した布を大量に持参する習慣の話題になり、
ティレケの準備状況は…というお話。
例によって上記見開きページに代表されるように森さんの描き込み満載!





(以下、次回予告バレ注意)


>>つづきはこちら

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