黒い天使のブログ

フェローズ9号の次号予告より。
『乙嫁語り』第十話についてはこちら。



4月発売のフェローズ10号が2分冊になるのは1/19本紙既報ですが、その号に
待望の『シャーリー』新作が掲載！







『シャーリー』は森薫先生が商業誌デビュー前に同人誌で描いていた作品で、
13歳の黒髪おかっぱメイド、シャーリー・メディスンが主人公。
2003年エンターブレインで単行本化され、しばらくの間
『エマ』より売り上げがよかったというくらい人気に。



その後、2006年10月に新作2話（計38ページ）が
ビーム増刊フェローズVol.2に掲載されましたが、それからしばらく音沙汰なし。
去年11月に
「そろそろ新作読みたいなぁ。でもその場合どこに載る？」という記事を書きましたが、
無難にフェローズ掲載となった模様。
しかもちょうど2分割の号で、『乙嫁語り』もちゃんと載るらしいので、
森さんの作品は高確率で両方に振り分けるだろうなぁ。



あと、上記記事で触れたフェローズ創刊時のうたい文句のうち、少なくとも
“続編ものはやりません！”に関してはもうこだわっていないのが確定。
もうひとつの
「コミカライズはやりません！」に関しては
系列の角川やアスキー・メディアワークスが得意だし、当面堅持されるかな？
個人的には面白ければコミカライズでも続編でもどんどんやって欲しいところ。


（追記　2/16）
６月発売のフェローズ11号にも『シャーリー』連続掲載とのこと。


（追記　4/14）
新作紹介記事です。
そろそろ14歳間近？森薫『シャーリー・メディスン』3年半振りの新作


【関連記事】
森薫『シャーリー』の新作はどこに掲載されるのか、というお話
“A 13-YEAR OLD MAID！！” 森薫『シャーリー』英語版の紹介

【エマ・シャーリー】森薫漫画のキャラ全選手入場！！
森薫『乙嫁語り』第1巻発売記念サイン会参加記

原作最新14巻、とりあえず「ごちそうさまでした！」ということで。


狼と香辛料〈14〉 (電撃文庫)
支倉 凍砂 文倉 十





＊以下、内容に触れるので格納。

毎号、碧風羽氏による独特なイラストが表紙を飾るFellows!。
間もなく発売になる9号もまた濃いモノが。
例によってG-toolsの一番大きいのを。







Fellows! 2010-FEBRUARY volume 9 (BEAM COMIX)



左目にかかっているのははじめ血かと思いましたが、
向かって右方向から照っている太陽で髪が赤みがかってるんですね。
さすがにマンガ誌表紙で流血状態は無いか。





さて、表紙絵だけなら記事にしなかったかも、なんですが、
わざわざ1記事にしたのは表紙のキャッチコピー。

部厚い鎧に蔽われた、若く暖かくて貴き魂。

分厚いのは鎧じゃなくて1100ページ超の本誌だろ！と思わずツッコミ。


【参考記事】
ｅｂ『フェローズ』のページ数がまた大幅増となる件＆第10号は分割！？


連載作家の一人、しおやてるこ先生の所にも見本誌が届いたようで、
「表紙とぶ厚さ…迫力ありすぎでフイタｗ」とつぶやいておられます。



そういえば4月発売のフェローズ10号は2分割のようですが、
おそらく表紙絵は2冊合わせて1枚絵とかかな？


（追記）
一部店舗で配布される特典小冊子、9号は「China fellows!」（チャイナフェローズ）とのこと。
（エビテン）




【関連サイト】
フェローズ公式サイト

Fellows! 2009-DECEMBER volume 8 (BEAM COMIX)
	エンターブレイン 2009-12-16 売り上げランキング : Amazonで詳しく見るby G-Tools

記事タイトルの口調に特に意味はありません。
ただ何となくこの漫画だと「だよでよ調」で書いてもいい気がして。


王様の仕立て屋~サルト・フィニート~ 25 (ジャンプコミックスデラックス)
大河原遁



希少な服飾漫画が巻を重ねて25巻目。
この作品には以前から靴職人見習いのマルコ・ジュリアーニ（通称・小動物）と
ヴィレッダ・インパラート（通称・物知り姉ちゃん）という2人のレギュラーが居て、
要所要所で主人公・織部悠のコーディネートの手伝いをしてきましたが、
今回の25巻は収録した6編がすべて、関連度の大小はありますが靴が関連したお話。
紳士靴の買い方、履き方、磨き方が内容に合わせて指南されています。



普段の作品からして
「よく服飾だけで話が転がせるなぁ」と感嘆しきりですが、
そこに靴をはじめ色々なウンチクが絡められて、ちょんと起承転結も。
そして忘れた頃に最新のアニメネタなどが加わることもあり油断できません。



気が付くと連載7年目。掲載誌スーパージャンプを支える作品の一つとなりました。
そして最近まで表紙に登場したのがユーリア1人だったジラソーレ創業メンバーは
前回24巻でマリエッタが登場しましたが、今回は物知り姉ちゃん。
残りのメンバーが全員登場出来るまで連載続くといいなあ……。
アンケート的には上位安定してると思うので後はネタ次第だと思いますが。

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そういえばＳＪ編集部がいくつかの作品でツイッターを始めてて、
王様の仕立て屋アカウントも開設されてます。
好きな作品なので私もフォローしていますが、個人的にはやや不満足。
担当氏のナマのつぶやきは興味深いんですが、それ以外のbot的なつぶやきがなぁ……。




【関連】
「王様の仕立て屋」大河原遁の５年ぶりの新作『東坡食譜』（とうばしょくふ）
『王様の仕立て屋～サルト・フィニート～』全選手入場！！
初の４コマも収録・・・大河原遁『王様の仕立て屋』２１巻
『王様の仕立て屋 ～サルト・フィニート～』最近の小ネタ集

これまでamazonでは電撃文庫の出版社表記は「アスキーメディアワークス」でしたが、
（例：1月刊から俺の妹がこんなに可愛いわけがない〈5〉）
昨日あたりに登録された2月の新刊
（例：狼と香辛料 14、アクセル・ワールド 4 蒼空への飛翔、ロウきゅーぶ! 4、
ガンパレード・マーチ 逆襲の刻 弘前防衛など）から
出版社表記が「角川グループパブリッシング」になっています。



2月の新刊も、奥付は1月分と同じく
●発行所：アスキー・メディアワークス
●発売元：角川グループパブリッシング
だと思うんですが、アマゾンでの出版社表記変更は何か意味があるんでしょうか。




ちなみに4月発売予定のドラマＣＤのページは現時点では「アスキー・メディアワークス」ですね。
（出版）じゃないから？
「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」ドラマCD

ん？ドラマＣＤって「おもちゃ」ジャンルになるのか。
まぁ「キャラクターグッズ」と考えればミュージックジャンルより正しいか。

（追記　2/6）
現時点ではまた出版社表記がどれも「アスキー・メディアワークス」に変わっていました。
単に間違い？ＡＭＷから苦情が行った？
スクリーンショット撮っておけばよかったなあ。



【関連記事】
エンターブレインはこの先どこまで独自性を保てるか
去年9月に発売元表記が角川ＧＰになったエンターブレインですが、
アマゾンでの出版社表記はずっと「エンターブレイン」で、
今月発売のフェローズ9号も現時点では変更なしですね。


『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』全選手入場！！
幻獣、青森へ上陸！榊涼介『ガンパレード・マーチ 逆襲の刻 津軽強襲』