「週刊コミックバンチ」休刊後、後継誌の一つ「月刊コミックゼノン」への
問い合わせが一番多かったらしい『コンシェルジュ』。
現在同誌で『コンシェルジュ プラチナム』と題した作品がスタートしてますが、
バンチ掲載分の無印『コンシェルジュ』最終21巻が今日発売に。
コンシェルジュ 21 (BUNCH COMICS)いしぜき ひでゆき 藤栄 道彦

研修先のホテルサンライズヒル・ニューヨーク従業員たちにも影響を与え始めた
涼子の誠意のある仕事ぶり。
そんな中、とある超大物顧客にトラブルが発生。
涼子はこれまでの人脈をフル活用し、現時点の集大成ともいえる奇跡を起こす。
そして涼子の師であり、数多くの顧客に奇跡を起こしてきた最上自身に
この上ない奇跡が……!
過去に登場した顧客達がオーラスで登場って、
ベタではありますがやはり盛り上がりますね。
そして流れ的には番外編ともいえる最上の奇跡…
なるほど、それで「髪の毛だけ」だったんですね。
きっかけが悪友?の水無月基点というのもいいなぁ。
巻末には涼子の帰国時を描いたエピローグ描き下ろし6ページも収録。
あっ、表紙カバーは外したらダメですよ、危ないですから。
渡米前に気持ちを伝えたもののはぐらかされた司馬の涼子に対する好意とか
(エピローグの表情見るに関係は良さそうですが)
有明に対するヤンデレっぷりというか鬼嫁っぷりが既に凄い鬼塚さんの今後とか
まだまだ読みたいところだったんですが、
もしバンチが休刊にならなかったら連載はまだ続いたんですかね?
![月刊コミックゼノン 2011年 01月号 [雑誌]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/61QbXKBfbaL._SL160_.jpg)
そして前述のとおり月刊コミックゼノンで
『コンシェルジュ プラチナム』がスタートしていますが、
今のところ第2話まで読んだ時点では残念ながら
無印コンシェルジュほどの面白さが感じられません。
主人公・九音響也の主な手段が心理学というのが
どうしても無印からの流れで読むと違和感感じてしまうのかなぁ。
まぁ始まったばかりなので今後に期待。
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