初めて2分冊になった4月のフェローズ10号では
Aに乙嫁、
Bにシャーリーと掲載誌が分かれましたが、
今回はBに2作品掲載。
Fellows! 2010-JUNE volume 11B 11号A掲載作家11号B掲載作家『乙嫁語り』第十二話「逗留」待ちわびた手紙が届き、ついにカルルク家を旅立ったスミスは、
案内人と落ち合うために立ち寄ったカラザという町でいきなりトラブルに巻き込まれる。
そして騒動の最中、タラスという女性と知り合うが、
彼女は薄幸な人生を歩んでいて……
タイトルページのあおり文が
「シルクロード・お嫁さん列伝!」となり、
いよいよスミス視点で“真章”が開幕したと思ったら、早くも彼に春が来た!?
まぁさすがにいきなり旅は終わらないでしょうけど。
それにしても義母から語られるタラスさんの話……
そういう慣わしもあるのか。うーむ。
あと、9号に続いて扉ページでまた「第11話!」というミス。校正担当しっかり!
『シャーリー・メディスン』特別読切「留守番」前回のタイトル「お給料」はアバンのネタバレになるので記事では書かなかったんですが
今回の内容はそのまんまなのでタイトル掲載。
シャーリーのモノローグの中の簡易ベネットさんが可愛い!
ただ、わずか10ページだったので、単行本化へのストックはあまり溜まらず。
(今回の分を加えて現在80ページ)
11号では2作品共Bに掲載、を
知った時にはちょっと驚きましたが、
今号は乙嫁語り22ページ、シャーリー10ページの計32ページ(2ヶ月)ということで
なるほど今回はページ数が少なかったんですね。
ただ、前回のシャーリー32ページ+乙嫁20ページ=計52ページ(2ヶ月)に比べると少ないですが、
ここに単行本作業(あとがき5ページ+表紙・裏表紙カラーイラスト)や
角コミのイラストコンセプトなど仕事が多岐にわたっていることを考えると
むしろ忙しかったのではないかと思うくらい。
角コミに関しては作業の経緯などをぜひ聞いてみたいところです。
ちなみに8月のフェローズ12号はまた一冊に戻るとのこと。
いっそガンガン7月号の1222ページを抜くところまで行くと面白いんですが。
(現在フェローズ最厚の9号が1156ページ)
[巻末コメント]
「乙嫁語り」
なぜか近所のスーパーで売っていた
「大吟醸 北雪」という新潟のお酒がとても美味しかったです。
「シャーリー・メディスン」
つまみはアン肝とたこわさが好きですが、
本当はワサビだけでも良いです。
イギリス村ツアーの時にも実感しましたが
森さんほんとお酒好きなんだなぁw
北雪 純米大吟醸 720mlヘリオトロープ(森薫先生のブログ)
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