黒い天使のブログ

ダ・ヴィンチといえば
『いけちゃんとぼく』を発刊当初から大プッシュしてたり、
０７年１１月号の第２特集で
［西原理恵子　酒と泪と男と女］という記事がありましたが、
今回は堂々の第１特集。


ダ・ヴィンチ 2009年 07月号 [雑誌]

WEBダ・ヴィンチ


私は『まあじゃんほうろうき』時代からの読者ですが、まさか
“ニッポンのオカン”なんてフレーズが付けられる日が来るとは思いもよりませんでした。


特集の項目はだいたいこんな感じ。
・２泊３日の高知里帰り取材兼、まもなく公開の映画『いけちゃんとぼく』の紹介。
・りえぞお　女の人生すごろく
・西原理恵子をつくった１０冊
・［対談］西原理恵子×長倉洋海（写真家）
・特別描き下ろし『バラプシコーラ』


定番の作品紹介を人生ゲームのような形式にして
『ちくろ幼稚園』を分岐点とし、
［無頼派サイバラの道］（以下『まあじゃんほうろうき』『サイバラ式』…）
［叙情派サイバラの道］（以下『ゆんぼくん』『はれた日は学校をやすんで』…）
の２ルートで進んでいく「人生すごろく」は分かりやすくていいですね。


あと、現在のサイバラ担当編集者６人が裏話を語ってるページがありますが、
中瀬ゆかり嬢は週刊新潮に異動してたのか。
どおりで佐藤優とサイバラの新連載が週刊新潮で始まったりしたワケだ。


対談はサイバラが学生時代からファンだった写真家さんとなので嬉しそうですね。
編集諸氏にはぜひこういった特集対象が喜ぶ対談のセッティングをお願いいたしたく。





そして、サイバラは往々にして掲載誌に合わせたネタを持ってきますが、
（朝日新聞社のムックで「いつでも『朝日かあさん』に乗り換える気マンマン」と言ったり）
今回もやらかしました。



『西姫　バラプシコーラ』
もちろんこのダ・ヴィンチに連載されている山岸凉子『舞姫 テレプシコーラ』のパロ。
ただし出落ちで、次ページからタイトルは全く関係ない故郷振り返り漫画に。
今度サイバラにはチャンピオンＲＥＤで『シグルイ』のパロディー
『シュグルイ』（酒狂い）描いてもらいたいなぁ。


【関連記事】
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アクセス解析の検索フレーズに
「コミケ　当落」といった言葉が増えてきたら、それは
１年に２回だけ訪れる検索祭りが近い証拠。



[Circle.ms]サークル情報登録＆当落情報検索システムへの案内



今回は速報メールが６月５日１８時配信、検索システムが同１８時３０分開始予定で、
関連スレを見る限りどちらもほぼ時間通りに始まった模様。
メールだけは相変わらず登録してても配信時間すぐに届いていない人が居るようですが、
検索システムはほぼ安定してきましたかね。



サークル参加申込者の阿鼻叫喚で埋まる関連スレ。
【ｷﾀｰ】健作（=検索）で一喜一憂するスレ32【ﾊﾗﾊﾗ】
【当選】コミケ当落報告スレ　その16【落選】


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コミケ７５サークル当落検索、今回も予告時間通りスタート
コミケ７４サークル当落検索、今回は予告時間通りスタート



(C67)冬コミの当落情報検索で大騒ぎ（旧ブログ）
(C71)冬コミ当落検索「全員落選祭り」再び（旧ブログ）
は消えてしまいました。


手塚治虫マンガ論
米沢 嘉博

根強い人気のグルメ漫画『孤独のグルメ』１年半ぶりの最新作が
ＳＰＡ！6/9号に掲載。


［静岡・青葉横丁の汁おでん］
５月の夕方、シャツ姿でやや寒さを感じていた井之頭五郎は
温まりがてら何か軽く食べたいと思案中、ご当地名物・おでんの匂いに惹かれ青葉横丁へ。



五郎ヘヴン状態。
相変わらずこれほど読んでてお腹が空いてくる漫画はありません。
「ごちそう食って反省してる馬鹿もない、だ」
独特の五郎語録も健在。
ただ、前回の新作を含めて新装版が発売された現状、
今回の新作を含む単行本が発売されるのは当分先ですかね。



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そして先日原作者久住昌之氏のブログでドラマＣＤ化が発表されてましたが、
その広告も。



井之頭五郎役は小山力也氏が担当し、しかもボーナストラックでは
某ドラマの“ジ○ッ○・バ○アー”のノリで演じるとのこと。
そのボーナストラックは誰得なんだ？と苦笑しつつ、でも原作の久住氏からして
「面白くなるなら何でもアリ」という感じなので、これでＯＫなのでしょう。

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ドラマCD 「孤独のグルメ」



【関連サイト】
WEB SPA!
⇒ドラマＣＤのページ


【関連記事】
『孤独のグルメ』特別編：伝説のアームロックの謎が明らかに？


孤独のグルメ 【新装版】
久住昌之　谷口ジロー



シャーリー (Beam comix)
森 薫

月刊少年サンデー（ゲッサン）創刊時の記事で触れた新連載予定の中で、
第２号からスタート予定だった高田康太郎氏の『メタりか！』が
『ハレルヤオーバードライブ！』というタイトルに変更になるとのこと。


ゲッサンＷＥＢ編集部日記（5/27分）





創刊時にこれだけ大々的に宣伝したタイトルをこんな急に変更する必要に迫られるとは、
よっぽど当初のネーミングが安直だったのかなぁ。
まぁ本連載スタート前なのが不幸中の幸いとも言えますが。


で、理由に関しては憶測の域を出ないのでここでは触れませんが、

＞高田先生の、ゲッサンの、オリジナリティーで勝負したい！
＞そう考えてのタイトル変更です。（編集部日記より）

作者自身も「イレギュラーなこと」と言ってるんだし、
編集氏も素直に
「諸般の事情によりタイトル変更しました」と書けばいいものを・・・



この件に関しては、畑健二郎先生のまんが家バックステージで
作品名について触れた箇所もすでに修正済という手際のよさ。
（修正前）
普通なら原文そのままで追記するか、『メタりか！』と打ち消し線で訂正しそうなモンですが、
あたかも５月１３日の時点でもう
『ハレルヤオーバードライブ！』というタイトルだったかのような徹底振り。
よほど『メタりか！』ってネーミングがマズかったんですかね？


【関連記事】
『とある飛空士への追憶』コミカライズ、大阪万博などゲッサン新情報まとめ
月刊少年サンデー（ゲッサン）に『とある飛空士』シリーズの犬村小六が参戦


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ゲッサン 2009年 07月号 [雑誌]


あずまんが大王1年生 (少年サンデーコミックススペシャル)

週刊漫画ゴラク6/12号より。


当ブログの名前＆私のＨＮとも縁があり、旧ブログ時代から時々触れている『外道坊』。
この作品に木葉優児（牙）と板垣総理が登場しタイトルが変わった巻については
以前紹介しましたが、今度は掲載誌の漫画ゴラクに
大方の予想通り“あの男”が登場しました。



“ブラックエンジェルズ”雪藤洋士が、もはや伝統芸とも言える
［シャァァァァ……ピッキィーン］と共に登場。
昔コレをやろうとして何度指を怪我したことか・・・スイマセン嘘です。





まあこの作品に牙が登場した時点でもう雪藤の登場はほぼ大方の予想通りで、
次の焦点はいよいよ
『外道坊＆マーダーライセンス牙＆ブラックエンジェルズ』（なげぇ…）
に改題するのかどうか、と
松田さん（松田鏡二）が登場するかどうか。
雪藤が登場した以上、松田の登場もほぼ既定事項とも思えますが、

「いんだよ、細けぇ事は」

の一言で色々持っていってしまう松田の登場は
悪役の前世を占ってその因果と共に葬るという作品の根幹を揺るがしかねな・・・





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　　　／　　　　 i f　,.r='"-‐'つ＿＿＿_　　　細けぇ事はいいんだよ！！
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　　　　／　 　,i　　　,二ﾆ⊃（ ●）.　（●）＼
　　　/　 　　ﾉ　　　 ilﾞフ::::::⌒（__人__）⌒::::: ＼
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やっぱり大きなＡＡはずれるなぁ・・・まぁこれも
「細けぇ事はいいんだよ！！」ということでひとつ。


【関連記事】
進化する仕置人伝説…平松伸二『外道坊＆マーダーライセンス牙』第１巻

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外道坊 6巻 (ニチブンコミックス)
平松 伸二



マーダーライセンス牙&ブラックエンジェルズ 13 (ジャンプコミックスデラックス)
平松 伸二