忍者ブログ

2025-03-15(Sat)

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

2008-03-19(Wed)

大学生の日常を淡々と、ちょっと面白く…石黒正数『ネムルバカ』

今は亡き旧ブログで作者の短編集『Present for me』『探偵綺譚』を紹介しましたが、
今回の最新作も独特の面白さでした。


nemurubaka


『ネムルバカ』
バンド活動に打ち込んでいつも金欠状態の<先輩>鯨井ルカ(くじらいルカ)と
打ち込むものが見つからず毎日がバイトの日々な<後輩>入巣柚実(いりすゆみ)。
2人が住む大学の女子寮を中心に、学生達の青春模様が廻ったり廻らなかったり。



柚実は同学年の田口君が気になって、でもその田口君はルカ先輩が気になって、
そして田口君の友人・伊藤君は深いようで全然浅はかだったり。
作者の代表作『それでも町は廻っている』もそうですが、
淡々とした日常にちょっとだけ味付けして面白おかしく読ませるのが
上手いですねえ石黒氏。



ところで、全7話・単巻でスパッと終わってるのかと思いきや、
同日発売のCOMICリュウ5月号に番外編が載ってるとのこと。
後で本屋でチェックするとして、これはまた別の短編集に収録するつもりなのかな。



あと、同時発売の『それ町』4巻も変わらず淡々と面白いですハイ。


【amazon】
ネムルバカ
石黒 正数
4199500758

それでも町は廻っている 4
石黒 正数
478592926X

月刊 COMIC (コミック) リュウ 2008年 05月号 [雑誌]
B0014ZCH4C
PR

2008-03-13(Thu)

YA版キミキス デレた二見さんとフランクフルト

ヤングアニマル6号、瑛理子編第7話より。
タイトルが「ケチャップとマスタード」ということで
いよいよ味音痴イベントな訳ですが、今回同時に
冬でもやはりありました水着イベント。

>>つづきはこちら

2008-03-07(Fri)

マンガ・エロティクス・エフ50号:特集[私たちのヰタ・セクスアリス]

『麦ちゃんのヰタ・セクスアリス』
ええっ、何てえっちなタイトルなんだ!

・・・そんなふうに考えていた時期が俺にもありました(刃牙AA略)。


【amazon】
マンガ・エロティクス・エフ vol.50
山本 直樹 オノ ナツメ 志村 貴子
4778320557


ということで
マンガ・エロティクス・エフの記念すべき50号の企画は
「私たちのヰタ・セクスアリス」マンガ家75名大アンケート。
雑誌タイトルにふさわしい特集ですな。
ちなみに【ヰタ・セクスアリス】については、冒頭で


>ラテン語で「性生活」の意。
>日本では森鴎外の同名小説から“性の目覚め”を一般的に表す。



と説明されています。


アンケートに解答した75名一覧はこちら
挙げられている作品は「やっぱり」と思えるものからマニアックなものまで色々。
しかもそんなマニアックな回答がカブってて驚くものも。
以下、いくつかご紹介。

>>つづきはこちら

2008-03-06(Thu)

ダ・ヴィンチ4月号:羽海野チカ・ロングインタビューの紹介

『ハチクロ』連載時にはふわふわの長い髪を編みこんでいて
“リアルはぐちゃん”のようだったらしい羽海野チカ先生。
しかし現在は隔週誌の締切に追われてることもあり、女子的なものをどんどん捨てて
髪もずいぶん短くなっていて、今や少年のようなりりしさとのこと。
(いずれも今回の記事のライター氏談)
「ああ、なんかのめり込む感じの作風だしなぁ」
と妙に納得してしまう。


【amazon】
ダ・ヴィンチ 2008年 04月号 [雑誌]
B0014RHGAU



ということでダ・ヴィンチの記事からいくつかご紹介。



>>つづきはこちら

2008-02-22(Fri)

喪失と再生の物語・・・羽海野チカ『3月のライオン』第1巻

羽海野チカ先生の連載作品は読みたいけど、
青年誌(しかもセックス&バイオレンス色の強いヤングアニマル)に抵抗があって
読めなかったという方も、この作品の為に毎号YAを買ってた方も、
待望の単行本がいよいよ発売に。


lion113
【amazon】
3月のライオン 1 (1) (ジェッツコミックス)
羽海野 チカ
4592145119



『3月のライオン』は、幼少時に両親と妹を事故で亡くした
孤独な17歳のプロ棋士・桐山零が、
あかり、ひなた、モモの3姉妹とのふれあいの中で
少しずつ心のぬくもりを取り戻してく物語。



連載開始時からよく
“優しさあふれるラブストーリー”というフレーズが使われていますが、
今のところ前作『ハチミツとクローバー』からもイメージされる
男女の恋愛はほとんど描かれておらず、現在メインなのは
「親子・家族の愛情」といったあたりの“ラブ”。



あかり、ひなた、モモの3姉妹からは目一杯の愛情を受けている零ですが、
かつて不幸な事故の後に育ての親となってくれた幸田家では
辛い出来事ばかりだったようです。
その中で、今後の重要なキャラになるかもしれないのが香子。
将棋に負けた腹いせに零を殴ったこともあるようですが、
なにより零のモノローグ(P171)で


>すべての面において彼女は嵐のようにはげしかった 
>棋風も 気性も その美しさも 


と、いくらかの憧れがあったことがうかがえますし、
P127・128の「恋…」という回想はまさにそのもの。
この香子が上から覆いかぶさっているシチュエーションが
単にからかっていただけなら問題ありませんが、
もし香子のほうにも多少気があったのだとしたら、
今後零の相手として一番有力?なひなたに対して何らかのリアクションを起こし、
それをかばう中で零がひなたへの想いに気付く・・・
といった感じになるんじゃないかな~と。


【関連】
『ハチミツとクローバーイラストレーションズ』3月19日発売予定
『ハチミツとクローバー』番外編第2弾:さて今回の主役は…
『ハチミツとクローバー』全選手入場!!



最後に、あとがきにあった予告カットを参考までに。
新連載開始前のYAがもう無かったので
正確にはもう“予告カット”ではない時点の小さなカットですが。
lion112


【amazon】
ハチミツとクローバーイラストレーションズ
羽海野 チカ
4087821706

カレンダー

02 2025/03 04
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31

フリーエリア

プロフィール

HN:
水鵬(すいほう)
性別:
男性
自己紹介:

http://twitter.com/suihou


-----



04.4.21~07.12.31まで
旧ブログ(ちゃぶろ)にて運営。
08.1.1~から
現行の忍者ブログにて運営。


何かありましたら
odajima_iinchoあっとまーく
yahoo.co.jp まで。




備忘録&オススメ。

特選

























バーコード

ブログ内検索

アーカイブ

アクセス解析