今は亡き旧ブログで作者の短編集『Present for me』『探偵綺譚』を紹介し、
現行のこのブログでも
『ネムルバカ』を紹介しており、
短編集の紹介は4回目だというのに、いまだにこの人の作品紹介は難しい……
響子と父さん (リュウコミックス)石黒正数
メインキャラクターは長女の岩崎響子(イラストレーター)と
その父:岩崎幸太郎(模造刀の素振りが趣味)。
そこに現在失踪中の妹:春香、旅行好きで留守がちな母親が加わって
織り成す家庭ドラマ……というほど大きな事件は起こりませんが。
すでに石黒作品をお読みの方には
「ハイ、いつもの石黒作品です」で通じる気がするんですが、
未読の方にどう魅力を説明するかが毎回迷う訳でして……。
とりあえず作者の代表作『それでも町は廻っている』もそうですが、
淡々とした日常にちょっとだけ味付けして面白おかしく読ませるのが
相変わらず上手いなぁ、と。
巻末には『ネムルバカ番外編2 春香と父さん』を収録。
……って、番外編1
(「サブマリン」、月刊COMICリュウ2008年5月号に掲載され、
同誌2010年3月号付録冊子「ネムルバカ1.5巻」に再録)は収録されず?
3月号買っておくべきだったか。
【関連】
大学生の日常を淡々と、ちょっと面白く…石黒正数『ネムルバカ』 それでも町は廻っている 7 (ヤングキングコミックス)↑まだ発売まで1ヶ月以上あるのに(4/30発売)やたら登録早いなぁ。
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