1996年9月27日のセガサターン用ソフト『サクラ大戦』発売から
今年で15周年なのを記念したムックが発売に。
サクラ大戦 15th Anniversary 太正浪漫グラフ (ファミ通BOOKS)エンターブレインの商品詳細あくまでも“メモリアルブック”なので、ページの大半は
これまでの作品・キャラクター・機体・名場面などを振り返るページ。
過去に各シリーズの攻略本や設定資料集を買い漁った方には目新しさは少ないです。
ただ、本邦初公開らしい初期企画書の数々は
出来上がったゲームと名前や設定が違っている点が多々あり、
いろいろ興味深いところ。
あのキャラの初期出身地が群馬だったとはなぁ。
個人的にこのムックで一番の収穫は付録DVDに収録されている
田中公平さんの「サクラ大戦主題歌徹底分析」かな。
『檄!帝国華撃団』『御旗のもとに』『地上の戦士』3つの主題化について
公平さんがどんなことを考えて作曲したか?を
弾き語りを交えて解説する22分弱の映像特典。
印象的な各主題歌が産まれた背景についてはこれまでにも
「広井さんにこういうイメージで依頼を受けた」といった風に
インタビュー記事で語られたことがありますが、
実際にピアノの生演奏付きでゲキテイの初期メロディ案を聞きながらだと
よりいっそう名曲が誕生した過程が分かりやすかったです。
夏の歌謡ショウは10年完走した私も最近は舞台等ご無沙汰ですが、
まぁ久々のお布施代わりということで。
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