講談社BOXから『英国メイドの世界』を来年春予定で出版します(ヴィクトリア朝と屋敷とメイドさん)
おめでとうございます。
サークル「SPQR」さんが08年8月に発行した同人誌
『英国メイドの世界』は
1冊1キロ(A5版572ページ)の大きな本でしたが、
アキバBlog等で話題になったこともあり
初版1000冊(1トン)が3ヶ月で完売し、増刷400冊も7ヶ月(~09年5月)で完売。
総重量は刷り部数の多い大手サークルなら簡単かもしれませんが、
同人誌の資料本という性質で、しかも1冊がこの重さでこの部数は驚異的。
そして今年8月の夏コミスペースでこの本の商業出版が発表され、
翌日サイトに出版に至るまでの
大まかな経緯が掲載されていましたが、
今日その出版社と、アプローチからの詳細が公開されました(冒頭のリンク)。
出版社は全く別のところを予想してたんですが、まさか講談社とは。
しかし言われてみればあのBOXレーベルの特殊性は確かにアリか。
その分析力と行動力が凄いです。
それにしても送付先の編集者が『エマ』知ってるのはともかく、
大学でヴィクトリア朝文化を学んでた人というのは何たるヒキの強さ。
講談社BOXレーベルは興味のある内容は多いものの正直割高感があり
ほとんど手を出していない(出せていない)んですが、
この本はぜひ手に取ってみようと思います。
同人誌版は結局触れられずじまいだったし。
(追記 2010.11.5)
英国メイドの世界久我 真樹 撫子 凛 宮鼓
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