2008年10月の新創刊時は516ページだったエンターブレイン『Fellows!』。
以降、ページ数は以下のように推移しました。
第1号 516ページ
第2号 580ページ
第3号 708ページ
第4号 740ページ
第5号 932ページ
第6号 964ページ
第7号 964ページ
第8号 900ページ
第9号 1156ページ
第10号 1096ページ(548×2分冊)
第11号 1032ページ(516×2分冊)
第12号 1060ページ
第13号 1230ページ(再掲)
厚さではガンガンに及びませんがページ数ではフェローズが上回る。
新創刊時から2年でページ数は約2.38倍になった計算ですが、
13号オビに
「束厚50.1mm(計算値)。機械本作りの限界。これ以上はヒトの手作業に!」とあるので
単体でこれ以上の大幅なページ増は無さそう。
なのでそろそろページ数は安定する可能性もありますが、
これまでの経緯からするとまだまだ隙あらば(?)フェローズ編集部は
増ページ、あるいは掲載作品増を狙ってくる気もするので、
その方法をいくつか検証。
[1]また分冊にする 10号&11号で分冊にしたのは、9号が分厚く重くなり過ぎ
単体での厚さや重さを軽減する為だったと思われますが、
13号オビにあるように読者アンケートでは
二分冊よりも分厚い一冊を希望する声多数だったとのことなので(私も同じ意見)
12号からまた一冊に戻りました。
しかし単体でのページ数が限界な現状で刊行ごとのページ数を増やすには
やはり分冊しかありません。
この方法だと理論上1230×2=2460ページの号を作ることも可能。
1回だけでいいんで2000ページ超の号を作って欲しい気もw
[2]隔月刊から月刊にする “隔月刊”スタイルの漫画誌にはすぐ思い浮かぶパターン。
この月刊化には2種類あって、
(2-1)連載作品は基本毎号掲載これまで隔月だったペースを毎月にするとさすがに1話ごとのページ数が減ると思われるので、
その分掲載可能作品数は増えます。
ただし「一話あたりの読み応え」が低下するので、この方法は取らない気が。
(2-2)作品ごとの隔月掲載はそのままで、現在発刊していない奇数月に新たなフェローズを作る これは単純に奇数月発行のフェローズ分だけ掲載枠が増えます。
ただこれは同じ名前だと紛らわしいので名前を別にするべきでしょうね。
フェローズレッドとフェローズブルーとか。
ちなみにこの2-2の方法については、月刊サイゾー2010年5月号のマンガ特集内
「編集者匿名座談会」で噂されていた方法でもあります。
[3]本誌のペースはそのままで、「水着フェローズ」のような増刊を多めに発行する作品発表の場を増やすにはこれが一番現実的でしょうか。
ただその“水着フェローズ”(Swimsuits Fellows!)は924円とやや高く、
この形式の増刊は2009年8月以降まだ2回目がまだ無いので、
あまり期待したほどの成績には達しなかったのかな?
Swimsuits Fellows! 2009 (BEAM COMIX)
ここまで好き勝手に推論を展開してきましたが、上記は
あくまでも「今までどおり増ページ、あるいは掲載作品増を目指す」場合の方法論。
まずは隔月刊のまま足場を固めて欲しいと思いつつ、でも
「また何かやらかしてくるかも!?」と思わせる漫画誌であって欲しいとも思いつつ。
個人的にはとりあえず公式サイトにもう少し注力して欲しいところ。
8月のフェローズ・フィエスタは
「サイン会参加方法は近日中にご案内いたします」のまま案内は無く
イベントレポートも無し。
10月のマチアソビに至っては告知すら無しというのは……
フェローズ公式サイトおまけ4コマ「パリヤさんはお年頃」も!『乙嫁語り』第十四話「タラスの想い」森薫ほか「Fellows!」作家陣が壁画作成/13号販促小冊子は「人外フェローズ」コミナタのトークイベントで森薫が気になる同業他者の作品を紹介/過去の推薦例COMIC ZIN 「フェローズ・フィエスタ2010」森薫サイン会リンク集PR