宝島社が毎年年末に発行しているマンガ紹介MOOK「このマンガがすごい!」。
その2011年版が10日発売に。
表紙にあるようにオトコ編の1位は諫山創『進撃の巨人』ですが、
当ブログ的にはやはりまず6位に森薫『乙嫁語り』が入ったことに注目。
第1巻は去年10月15日発売ですが、「このマンガ~」の投票対象が
単行本発売日基準で前年10月1日~その年の9月30日なので去年発刊分の対象外でした。
そして今年6月に第2巻が発売されましたが、投票時期(おそらく10月中旬)には
やや期日が空いてるので投票者に印象薄いかなぁと思っていたんですが、
投票対象初回の追い風もあってか森薫作品として初のトップ10入り。
ちなみに『乙嫁語り』に投票したのは以下の方々(敬称略)。
見落としがあったらすいません。
1位に投票
喜久屋書店漫画館京都店
COMIC ZINリブロ池袋本店
日経エンタテインメント大塚ギチ山口貴士2位に投票
ブックファーストコミックランド梅田店
3位に投票
吉田アミ4位に投票
唐木元5位に投票
境真良フラン☆Skin藤本由香里他に漫画家へのアンケートコーナーで
ろびこが
今注目しているマンガとして『乙嫁語り』を挙げています。
そして「このマンガがすごい!2011」2位のヤマザキマリ『テルマエ・ロマエ』は
こちらも単行本1巻が去年11/26発売だったので今回が投票対象初回であり
上位なのは予想できましたが、
3位の上野顕太郎『さよならもいわずに』がこんなに上位だとは予想外。
そしてこの結果、『乙嫁語り』を含めてトップ6にエンターブレイン作品が3つも入ることに。
漫画事業の規模からすれば結構快挙なんじゃないかなぁ、と。
ただ、3作品のうち『さよならもいわずに』は単巻ですし、あとの2作品は
投票対象初回という追い風?が無くなりますし、来年はどうなるか。
ランクインがこの3作品だけだと一発屋的印象にもなってしまいますが、
「Fellows!」の単行本が一通り出揃った今年はeb作品では他に
27位『ジゼル・アラン』、45位に『ブラステッド』『乱と灰色の世界』、
50位に『狼の口 ヴォルフスムント』がランクインしており、
上位だけでなく一定票数以上のランクイン作品数にも注目したいところ。
Fellows! 2010-DECEMBER volume 14 (ビームコミックス)PR