4巻が1年8ヶ月ぶり、5巻が1年7ヶ月ぶりだったのと比べると
今回の1年3ヶ月ぶりがちょっと早く感じてしまう不思議さ。
ヒストリエ(6) (アフタヌーンKC)岩明均
アフタヌーンの単行本紹介ページ主人公エウメネスにとって将来の主となるアレクサンドロスが表紙。
矢が目に刺さってた5巻とは打って変わって爽やかイラスト。
国王フィリッポス2世に重宝されたエウメネスは
子供向け玩具や乗馬器具においても独特の発想を見せ、
当時王子だったアレクサンドロスもエウメネスを気にかけるように。
しかしそのアレクサンドロスには、一部の者しか知らない“もう一つの顔”があった……
王子が同年代の若者と学ぶ「ミエザの学校」と、そこで共に学び
後にアレクサンドロスを支える有能な部下となるであろうキャラが多数登場。
歴史に詳しい方なら
「ほお、あの人物をこういう風に描いたか」といった楽しみ方も出来るのでしょうね。
私はこの辺全然疎く、こういう記事を書くときにWikipediaを見るくらいなので
これからも新鮮に楽しめそう……と思っていたら、
6巻初登場のあるキャラの項をクリックしてしまい、
「えっ、今なかなかいい男っぽいのに、最後は……」というのを知ってしまったりorz
ともかく、Wikipediaのアレクサンドロス3世の項目で見ると
まだ冒頭のアリストテレスに学んだという部分。
連載開始(『月刊アフタヌーン』2003年3月号)から7年でこの時点。
以前から同様の意見多数ですが
ちゃんと完結するといいなぁと願うばかり。
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