月刊少年マガジンで連載中の岩永亮太郎『パンプキン・シザーズ』。
月刊 少年マガジン 2011年 02月号 [雑誌]現在“合同会議編”が佳境で、前号ではオーランド伍長が大変な事になり、
その運命や如何に!?というところで今号。
「あの女の代わりに…私じゃダメなのかな」
「バ…バカ、なに考えてるんだッ。俺達兄妹なんだぞ!?」
!?
どうやらマーチス准尉が
(もしかすると『不可視の9番』『カウプラン機関』といった機密が浮かび上がるかも?)
と思い、合同会議期間中に極秘開催される
「地下文学創作研究発表会」(地研会)とやらに潜入参加してるらしい。
そこでの議題は冒頭のような創作小説発表や
『同性愛の描写について』『SMについて』といったテーマに関する討論など。
ヤオイ穴の場所……純粋に知りたい故の行動だろうけど、
部下の机を物色て、ヒドい上官やなぁw
そして同好の士が国籍や身分を隠しながら熱く討論する中、そこにも官憲の手入れが…
ギャグテイストに包んでいますが、冒頭ページハシラの
「(本編中断してでも)今やっておきたいんです。いろんなイミで…」
というコメントや、巻末目次ページの作者コメント
作品の功罪は、法ではなく、読者達の総意によって形作られていくべきかと。
法はその後。
というコメントからしても、都条例に対する一つの見方提起と考えてほぼ間違いないでしょう。
署名や集会参加も一つの手段ですが、
自分の作品内で上手く世界観に溶け込ませながら説教臭くならない範囲で
自身の考えを表明した岩永先生に好感。
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