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2019-06-23(Sun)

【バレあり】『響け!ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部、決意の最終楽章 後編』感想や今後について

6/1宇治フェスで今後のアニメ化が発表された
いわゆる「久美子3年生編」の後編がいよいよ発売。
以下、感想のような雑記と今後について。
前編発売時や映画公開時に記事書けなかったので一緒に触れると思います。
【バレあり】なので未読の方は注意。
















【前編のプロローグと、久美子の「道」】
初読時はスルーしてしまいましたが、
何回か読むうち、そして映画「誓いのフィナーレ」での滝との会話を見るにつけ
「ああ、将来の久美子視点なんだな」と気付くことに。

そういえば、6/1宇治フェス後あまり話題にならなかったですが、各声優さんの
「私達、実は各キャラクター達の進む道を知っている」発言には驚きました。
私は主にアニメ第2期からのファンなので、
1期からのファンにはそれ以前の本やイベントで周知の事実だったのかな?
ともかく、それが1期か2期の時かは分かりませんが、武田先生はその頃から
久美子の「道」を決めていたということですね。



【求くん、重い】
後編プロローグ、求については単にシスコン程度に考えていたら、まさか滝の妻と同じく……
同じパターンが続くのは辛いので出来れば違う設定にして欲しかったところ。
緑もそんな事情告白されても(*推定だけど)、困惑するわなぁ。
そしてファンも気軽に「求忠犬ネタ」を描けなくなった(苦笑)。
あと樋口君、ちょっと個人情報ガバガバ過ぎ。
後で職員室に来なさい!



【卒業生達の、いま】
OGのうち、あすかは魔法のチケットでほぼ登場確定で、
短編集でルームシェアを希望した香織が受け入れられてるかが焦点でしたが、無事揃って登場。
どうもここでは「ソロパート競争の当事者」として
あすかより香織の助言のほうが役立った印象も。

南中カルテットについてはほぼファンサービスですねw
なかよし川マジ仲良し川。
ここは4人とも何らかの形で音楽続けてる訳で、今後の短編はもちろん、
中編やスピンオフも期待したいところ。



【恒例のプール】
アニメではスクール水着必須!



【顧問と講師の、いま】
滝先生が去年のみぞれの演奏(覚醒)にそこまで影響を受けていたとは。
それが今年、いろんな生徒に「方針のブレ」を感じさせる一因になったと考えるか、
もしくはあすかが言うように「元々欠陥も多かった」のが今になって露見したと考えるか。

2年生編は新山先生がみぞれの覚醒に大きな役割を果たしましたが、
3年生編では橋本先生が上手く滝先生を補助していてなにより。
既に短編がある新山先生に続いてはしもっちゃんにも短編欲しいなぁ。

そして軍曹先生こと松本美知恵副顧問にも。
2人の子持ち、「宝塚好き」という設定が活かされる日を!



【秀一とちかお】
前編の表紙やエピローグのやり取りがやや意味深にも取れましたが、
さすがに揺るがないですわな、「秀久美」は。

そして2人に「バカップル」と声かける瀧川ちかお、小説では全く触れていませんが
アニメでの設定では2年時に同学年クラリネットの高久ちえりとカップルに。
高レベル激戦のクラリネットパートで群を抜いて上手いと評されるちえり、
小説でも付き合ってる可能性が高いかな。


【黒江真由の「怖さ」】
4/19の「誓いのフィナーレ」公開初日、こんなツイートをしました。これは時系列でいうと、
4/11に京都の試写会で「誓いのフィナーレ」初観賞、
4/17に最終楽章前編読了、そして
4/19に2回目の観賞という流れ。

この日の「新たに1箇所で泣きそう」は美玲の「来年は一緒に吹きましょう!」。
前編のオーディションの結果を読んでからのこのセリフは、ね……(泣 
そして「新キャラ(真由)の怖さ」とは、久美子が2年生編であれだけ
楽曲「響け!ユーフォニアム」を奏に聞かせていたのに、
なぜか同じ曲を真由に聞かせるのには抵抗や嫌悪感を抱かせた点。
いみじくも最終楽章後編で奏が何度も
「黒江先輩は恐ろしい方だったでしょう?」
「私はあの人(真由)に、恐怖を覚えました」と言ってて、
自分の感じた「怖さ」が当たってて安堵。

もちろん、彼女は「悪い子」ではないのよなぁ。その辺が難しいところ。
たださすがに「変わろうか?」の回数には
久美子より先にこっち(読者)のほうがキレそうになったけどw


【麗奈は変わるべきか否か】
回数といえば麗奈の「滝パトロール」(悪口チェック)と部員叱責の多さは……。
まぁ優子部長時代の「事なかれ主義」で関西止まりだったのを考えると
今年の「ピリピリ空気」が結果に繋がったんだろうけど、それでもやはり
麗奈は「他人の痛み」に無自覚すぎるというか何というか。

願わくば卒業後もっと才能溢れる同世代の中で揉まれて、
高校時代の「若さゆえの行動」を秀一に謝罪するくらいの柔らかさは欲しいなぁ。



【翌年について】
自分が部長に指名された時点で「次は黄前」の方針を決めていた優子と違い、
現時点では原作中で次の代の役職候補を考えている描写がない久美子。
今後短編で補完されるかもですが、今のところ候補は誰になるでしょう。

見える範囲だとやはり指導係をしていた梨々花を部長に推す声が多いようですが、
彼女はどうしても「リズと青い鳥」の時のノホホンとしたイメージが強く、
個人的には副部長も含めてあまり役職に付く姿が想像出来ず。
奏は今回の滝分析や真由分析も含め非常に頭脳明晰で部長職こなす能力は充分と思いますが
本人が「私は黒幕タイプ」と部長は固辞、かろうじて副部長ならいいですよ、というイメージ。
あと奏だとユーフォから部長が続いてしまい、学校にもよるけど
同パートからの連続部長が原則無い所が多いと聞いたこともあるので。
美玲と夢はそれぞれパートリーダーは固いものの、それ以上はどうか。

アニメだと梨々花の同学年にクラリネットの北山タイル君という男子部員が居て、
南中で部長をやっていた秀才らしいので北宇治でも候補かなぁと思うのですが。







【総評】
前編であれだけ不穏な空気を詰め込んだ割には解決は正直アッサリだなぁとも思いますが、
「やっぱり最後はこうなって欲しい」という願いがほぼ描かれていて、
幸せな気持ちで読み終えることが出来ました。
武田先生、ひとまずお疲れ様でした。素敵な作品をありがとうございます。
「ひとまず」というのは、恒例の短編集も出版予定とのことなので。
まずは短編集に期待させてもらいますが、それとは別に
新たなスピンオフ等も構想が浮かべばいつでも期待しております。



【アニメ続編について】
最終結果に納得感を積む為にも、久美子が部長を引き継いだ2年時の
「アンサンブルコンテスト」(短編集収録)からのアニメ化が望ましい。
最低でもTV版2クール以上。TV版が収益的に難しいなら
最近はネット配信という選択肢もあるだろうし、
とにかく2年生編のような「尺の足りなさ」を感じない形式でお願いしたいところ。


あと音楽担当の松田彬人さんはもう宿題(自由曲)に取り掛かってますかね?


ユーフォ久美子3年生編に関係しそうな和歌山県民文化会館訪問記







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