『エマ』10巻発売から約半年。
森薫先生の新作がいよいよ新雑誌『Fellows!』と共にスタート。
Fellows! 2008-OCTOBER volume 1 (BEAM COMIX)エンターブレインの特設ページで冒頭9ページまで読めるので
未読の方はそちらもどうぞ。
第一話タイトル、読み方は
「おとよめとせいか」でいいんですかね?「おとよめとむこばな」が正しいようです(総集編より)。
舞台は19世紀中央アジア、カスピ海周辺の地方都市。
遊牧民族出身の娘・アミル・ハルガル(20歳)が
農耕民族な一家の一員、カルルク・エイホン(12歳)に嫁いで来たところからスタート。
いろいろ文化の違いはあるものの、おおらかな一家は彼女を暖かく迎え入れ、
彼女もそれに答えノビノビ暮らしていましたが・・・
駆ける馬上から獲物を見事射抜くアミルさんかっこよすぎ。
もし標的が人でも精度が変わらなければ“アミル13”の称号を贈呈しますw
かと思えば、義母の言葉を曲解して赤面するアミルさん可愛すぎ。
いきなり大家族登場で賑やかですね。
まだちょっと正確な関係が分かりませんが、
ヴィヴィ的なポジションの活発な妹タイプの女の子が好きだなあ森さんw
あと、一人だけ西欧風のお兄さんがいますが、研究員か何かですかね?
全般に「明るいアミルさん」で押し通して最後、陰謀の影をちらつかせて終了。
個人的につかみはOK!
一言でいうと“恋愛もの”だった『エマ』から一転、森さんの新作は
いわば“シルクロード活劇”といったところか。
話の中心はまず夫婦ありき、とのことなので恋愛要素もありますが、
SQのインタビューにもあるように一番描きたいのは家族の暮らし。
そこにエンタテイメント要素として狩猟や戦いといったアクションシーンで
どれだけ味付けを出来るか、ですかね。
難点は、隔月刊ということで2ヶ月待たされること。
月刊をこなしていた森さんなら多少余裕あると思うので、たまにビームか他誌で
別の読みきり(まずは『シャーリー』)を描いてくれると
とても嬉しいんですが。
【関連インタビュー】
ジャンプスクエア 森薫先生インタビュー 第1回「新連載作品について」>いえ、まだ現地へ行ってはいないです。
あー、行きたいだろうとは思いますが、くれぐれも慎重に。
【関連】
ジャンプスクエア11月号に森薫インタビュー掲載配布中の『フェローズ!』小冊子に森薫新作の先行掲載森薫先生新連載続報……イラスト&タイトル、ほか
森薫先生、ブログにショート漫画掲載/新雑誌『Fellows!』続報森薫先生ブログ更新、新連載告知&ブログは年内存続ebの新雑誌『Fellows!』続報……森薫新連載のキーワード、ほかエンターブレインから新漫画雑誌『Fellows!』10月創刊!【amazon】
乙嫁語り 1巻コミックビーム Fellows! Vol.2 (ビームコミックス)(09.06.13 追記)
総集編発売されました。
紹介記事Fellows! 総集編 乙嫁語り&乱と灰色の世界 (BEAM COMIX)森 薫
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