黒い天使のブログ

去年3月のハルタ2号＆4月のハルタ3号連続掲載以来、
約1年ぶりの『シャーリー・メディスン』新作がハルタ14号に掲載。


ハルタ 2014-MAY volume 14 (ビームコミックス)
森薫 九井諒子 大武政夫 佐野菜見 樫木祐人 睦月のぞみ 他





「ハイヒール」


カフェ「MONA LISA」を営むベネット・クランリー(28)の家で働くメイド、シャーリー(13)は
小さいながらなかなかの働き者。
ある日ベネットは読み物に靴の記事があるのを見かけて、ふと
「手の空いた時でいいから」と靴磨きをシャーリーに依頼。
その後、ベネットが読んでいた靴の記事をこっそり読み、
ハイヒールへの憧れを強めるシャーリー。
そして靴を磨き始めた時、そのハイヒールを……



そりゃシャーリーも女の子でお年頃、憧れますわな。
夢をかなえた時の表情が可愛いのなんの！
そして特筆すべきはベネットさんの優しさ！
今回のシャーリーの「行為」はメイドとしては本来「即解雇」でもおかしくないですし。
まぁそういう厳格なお家だったらシャーリーもやらなかったでしょうけど。
（というかそもそも年齢的に雇ってもらえない……）

森薫さんがライフ・ワーク的に描き続けている13歳少女メイドの物語

（扉絵のアオリ文より引用）


さて今回のキーワード、
「もう少し大人になったら」。
森さんのライフワークともなれば、やがてそういうシャーリーも見られる、かな？








このハルタ14号、COMIC ZINなど一部書店では
シャーリーが描かれたミニ色紙がもらえます。

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『シャーリー・メディスン』今号は16ページ。
今までのストックが132ページだったので、今号のを足して計148ページ。
単行本化のおおまかな目安の180ページまであと32ページということで、
早ければ次の1回、遅くともあと2回の掲載でストック満了に。
あと、不足分を単行本描き下ろしという可能性や、
各種物価高騰の折、今までよりページ数少なめで単行本化、という線もありますが。



そしてラストページ柱に

次回の執筆は夏頃を予定。お楽しみに！

という予告が！
ただ、この予告を見て当初は
「次号（6月）のハルタは『乙嫁語り』が予告されてるから、
『シャーリー』の次回掲載は7月か8月？」
と思ったんですが、よく見ると「執筆」という表現なんですよね……
なので、「執筆」が夏頃で、「掲載」は秋頃？の可能性も一応考慮。



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シャーリー (Beam comix)
森 薫



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