月刊ヤングジャンプ11月号より。
中断期間を含めて足掛け8年の連載『ガウガウわー太』(『2』含む)が
7月に完結した梅川和実先生の新作。
前号予告には“新連載”とありましたが、今号の表記によると
“短期集中連載”が正しいようです。
あと、タイトルはカッコ付きで「あんな」。
山奥のペンションに一人でやってきた女性・谷山祥子。
別便の大量の画材道具が示すように、彼女は画家でした。
そんな彼女が、階段にかけられた1枚の絵に足を止める。
その絵はペンションオーナー・近永龍末がファンの画家“あんな”の作品で、
その良さを力説する龍末に、祥子は赤面しながら謝辞。
実は谷山祥子こそが“あんな”でした。
宿泊中の明るく気さくな人柄に、龍末はいつしか祥子に対し
「いちファン」から「一人の女性に対する好意」を抱く。
しかし、部屋でキャンバスと対峙する祥子の表情は憂鬱で……。
カラー2ページを含む計34ページ。
『わー太』の時には無かったスクリーントーンによる乳首券発行(薄っすらとですが)もあり。
「画家」という立場を「漫画家」に置き換えると、キャラクターが女性ということもあり
いろいろと邪推してしまいますが(苦笑)、
とりあえず今後の展開を楽しみにしたいと思います。
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