毎年恒例、月刊『創』のマンガ特集号が発売。
創 (つくる) 2014年 06月号 [雑誌]目次詳細は
創出版のページ参照。
まずは毎年とりあえずこの表の為に買っているともいえる
大手3社(講談社、小学館、集英社)13年4月~14年3月の初版部数上位15作品の表に関する雑感。
●講談社
もちろんトップは『進撃の巨人』(第12巻、225万部)。
しかも集計期間外の今月9日発売の第13巻は275万部、と来年の特集でも記録更新確定。
以下、『聖☆おにいさん』(第9巻・96.5万部)、『バガボンド』(第35巻・90万部)。
15位までで目新しいのは『七つの大罪』(第6巻、31万部)、
『亜人』(第3巻、30万部)といったところか。
●小学館
『銀の匙 Silver Spoon』が去年の数字に15万部上乗せ(第11巻、120万部)。
2位・3位の『名探偵コナン』(第79巻・70万部)、『MIX』(第3巻・65万部)は
去年と初版部数変わらず。
4位の『マギ』(第20巻、64万部)に次いで
『マギ シンドバッドの冒険』(第2巻、35万部)が5位にランクイン。
裏サンデー発のヒット作が出たのが明るい材料か。
●集英社
『ONE PIECE』(第73巻、400万部)を筆頭に上位15作品中7作品が週刊少年ジャンプ掲載作品。
去年の表にいなかった『テラフォーマーズ』が7位に躍進(第8巻、75万部)。
あと、各特集から主に部数関連でピックアップをいくつか。
*コロコロコミックの『妖怪ウオッチ』は既刊3巻までの累計が100万部。
甥っ子姪っ子が大きくなるとこの辺の流行はなかなか伝わってこないなぁ。
*集英社15位(『銀魂』41万部)までには入っていないが、『ハイキュー!!』最新刊は40万部。
アニメ化にさらに上積み確実か。
*『ワンパンマン』初版45万部とのこと。でもなぜか集英社15位までに入っていません。
*『聲の形』は現在各巻累計30万部ずつくらい売れている。
*『鬼灯の冷徹』はアニメ化以降、各巻累計50万部前後に。
*5月発売予定の『亜人』第4巻は初版50万部が見えている。
月刊『創』2013年5・6月合併号:特集【マンガ市場の激変】雑感PR