出来れば“9年間の集大成”という見出しでいきたかったんですが
電撃で先に使われたのでやむなくこのタイトルで。
まぁみんな考えることは一緒ですなぁと。
小説版 ガンパレード・マーチ ファンブック ビジュアル&ノベルズ原作ゲームと小説1冊目(広崎悠意版)が発売されたのが2000年。
翌年、榊涼介氏による短編集『ガンパレード・マーチ 5121小隊の日常』が発売。
以降、通称「榊ガンパレ」と呼ばれる作品群が計20冊。
あわせて全21冊についてのファンブック。
まずトリビュートイラストが緒方剛志、さくや朔日、Tomatikaの3氏。
藤代凡人小隊の面々が可愛いですな。
続いて小説第1期(~5121小隊の日常IIまで)、第2期(山口防衛戦以降)の各巻紹介、
登場人物の紹介。
原作キャラクターは「九州奪還3」で描かれた“仮装くすぐり大王”で
各キャラクターがくじで当たった衣装を描き下ろしイラストで。
参加してなかったキャラ(善行や森)も何らかの仮装を着てます。
さすがに教師陣やウイチタさんらは例外ですが。
期待した石津のスク水はタオルの面積が・・・きむらじゅんこさんそりゃないよ(><)
まぁ壬生屋(ナース服)や森(ブルマ)の太ももは堪能させて頂きましたが。
小説オリジナルキャラにも、文庫本の紹介カットとは別の描き下ろしイラストが。
大原首相や落合大尉は初イラスト化かな。
プラス動物連隊にまでイラストが。
続いて兵器と幻獣の紹介。
小説中は滅多にイラスト化されないので、改めて各幻獣見たらやはりグロいですな。
さらに作者・榊涼介氏と芝村裕吏氏の対談。
明言はされていませんが、「今後」も何かありそうな雰囲気?
そしてファンが待ち望んだ『戦後』の短編7本。
特に1本目ラストを読むと、「今後」を書く気マンマンなのが分かります。
懸案の橋爪周辺・佐藤周辺に関しては一応の区切りは着いたかな。
意外なキャラの後日談がある一方、善行&原や狩谷&加藤等、
読み足らないお話がいっぱい。
特に石津は小説ラストのままでは如何ともしがたいので
今回ぜひ書いてもらいたかったんですが。
とりあえず「今後」が執筆されるかどうかはともかく、
「後日談」自体が読み足らないので、それだけで1冊出してもらいたいところですが、
そうなるともういっそ「今後」がスタートですかねぇ。
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