定期的に『鋼の錬金術師』(以下「鋼」)特集を組んできたぱふですが、
今回は作品の完結を受けて計18ページの大特集。
ぱふ 2010年 09月号 [雑誌]雑草社「ぱふ」のページ内訳は作品・キャラ紹介11ページ、インタビュー7ページ。
インタビュー中、現時点で単行本未収録分(26・27巻分)に触れた部分は
色反転で明示されてるので、コミックス派の人もそれ以外の部分は安心して読めるはず。
ではまず2点ほど発言をピックアップ。
[ホムンクルスの最後について]
荒川 エンヴィーは、本当はけちょんけちょんに消し炭にしてやろうかと
思っていたんです。
だけど1巻から積み重ねてきたほかのキャラクターたちが止めに入って。
私としては大佐と同じように、よくも殺したな!っていう気持ちがヒューズの死からずっとあったので、
23巻のあたりでは完全にマスタングにシンクロしていたんです。
描きながら、コイツ殺してやる!っていう感じになっていたんですけど、
ネームになると、やはりエドや中尉が何も言わないわけがなくて、
私自身がキャラクターに止められちゃったんですよね。
それですごくモヤモヤしたまま担当さんに原稿を渡して(笑)。
あのときは、あー面白くないものを描いちゃったかなーと思いました…。
今回一番驚いたところ。しかもいまだ少しモヤモヤしてるのだとか。
[時間が出来たら…]
--連載が終わったらやりたい!と思っていたことはありますか?
荒川 (中略)あと、周りから本当にそろそろ家を建てろと言われているので。
担当氏 ぜひ「荒川城」を。
荒川 城ですか。むしろ上は地味な平屋で地下がスゴイみたいなのがいいですね、
セントラルみたいで(笑)。
賃貸はラクでいいんですけど、さすがに手狭になってきたので。
税理士さんにも、そろそろでかい買い物をしなさいよって言われてるんですよ。
税務署で疑われましたからね、これ裏帳簿があるでしょうって。
あまりに支出が少ないから(笑)。
税務署失礼やなぁw
しかしまぁ支出に対して収入がデカすぎるというのもあるんでしょうけど。
あといくつか羅列で。
●アニメ第2期の話が出てから、アニメより先に原作を終わらせなければならなかったので
本当はもっと早く終わるつもりだったが結局同着になった。
●ハガレンの外伝や番外編はいまのところ予定ないが、
描きたいものができたらおまけ的に描くかも。
●次回作は未定だが、以前から構想はある1話完結の『鋼』と、
『鋼』以前から数回描いている『上海妖魔鬼怪』は描いてみたい。
あとポツポツと読切を。
上記はほんの一部。最終回までの話も含め、ぜひぱふ本誌をご覧下さい。
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9月号(8/12発売)に再掲となりましたが、同号で『獣神演武』も最終回ですか。
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