Fellows!18号より。
第十九話「アラル海のふたり」。
Fellows! 2011-AUGUST volume 18 (ビームコミックス)宮田 紘次 紗久楽 さわ 入江 亜季 ほか
2月にまんたんウェブに掲載された
担当大場氏へのインタビューでは
「6月発売のフェローズからは第3部の海域シルクロード編をスタートさせます」
とのことでしたが、実際には
十八話紹介記事のとおりタラス編の余韻回(&パリヤさん回)だったので
今号からいよいよアラル海編(冒頭ハシラでこう呼称)スタート。
タラスとの一件がまだ心に引っかかっているのか、寝不足気味のスミスは
案内人のアリが引き連れるラクダの上でウトウトし、ついにはアラル海にドボン!
あわや『乙嫁語り』完結のピンチ?でしたが、
そんな彼の危機を救ったのは、近くで漁をしていた地元民。
さらにはスミスが落ちた際に無くしたメガネまで素早く見付けてくれました。
さて視力が回復したスミスの目に映ったのは……
「同じ顔が2つ見える……」
それもそのはず。彼女達はライラとレイリと名乗る双子らしい。
しかもスミスに「ヘンな顔!」、
アリに「お嫁さんいないでしょう」「かいしょうなし」と2人揃ってナマイキ盛り。
そんな彼女達、アリからスミスが医者だと聞いて家への来訪を懇願。
嘘だとも言えず、助けてもらった恩もあり、スミス達は双子の家へと向かいますが……
年上女房のアミルさん、薄幸の未亡人タラスさんに続いての乙嫁は
ナマイキ少女、しかも双子とは!
しかし今回の様子ではまだ「嫁ぐ」という雰囲気は皆無な2人でしたが、
お相手候補が現れるといきなりおしとやかになったりするんでしょうか。
あと、単行本第4巻表紙はこの2人になる可能性が高いですね。
どんな構図になるか今から楽しみです。
今号は24ページ。
巻末コメント
つくば実験植物園と新江ノ島水族館に行きたいです。
いつもながら知識収集欲旺盛な森さん。
BOOK☆WALKERで『乙嫁語り』が85円/JAPAN EXPOで配布された紙袋スミス、第二の“乙嫁”に出会うも…森薫『乙嫁語り』第3巻ハードカバー仕様の森薫『乙嫁語り』英語版(A Bride's Story)第1巻紹介PR