麻雀漫画史上初めて理詰めで全自動卓による天和のイカサマを描いた
青山広美『バード ~砂漠の魔術師~』。
その名作を、『ギャンブルフィッシュ』でコンビを組んだ山根和俊の作画で
リメイクされたのが今回の『バード 〜最強雀士VS天才魔術師〜』。
バード -最凶雀士VS天才魔術師- 1 (近代麻雀コミックス)青山 広美 山根 和俊
連載第1話の紹介記事もあわせてどうぞ。
「ギャンブルフィッシュ」のコンビが名作をリメイク…『バード -最凶雀士vs天才魔術師-』(2011.1.15)
基本的なストーリーラインはオリジナルを踏襲していますが、
キャラクターではまず上記記事で紹介したように
ゴドフリーがオリジナルではむさいおっさんだったのがリメイク版では金髪巨乳美女に。
そして「蛇」はオリジナル版には無かった(or描かれなかった)性的嗜好の数々が。
いまのところ変態度という点ではこのリメイク版「蛇」が上かな?
ただし凶暴度ではオリジナル「蛇」の印象がいまだ強く。
そしてストーリー中でリメイク版がオリジナルと一番違うのは
全自動卓が最新鋭の「アルティマ」だということ(作中では「ウルティマ」)。
配牌・ドラ出し・点数表示・一発集計・音声機能搭載全自動麻雀卓「アモスアルティマ」配牌まで自動の最新台でオリジナル版のイカサマギミックはどこまで通用するものなんでしょう。
巻末にオマケ取材漫画も掲載されてますし、その辺は原作の青山先生共々
再構築されていくと思いますが。
青山広美先生・山根和俊先生『バード 〜最強雀士VS天才魔術師〜』第1巻にイラストカードをプレゼント。COMIC ZINではイラストカードが付くようです。
ところで、私が買った単行本だけかもしれませんが、
巻末オマケ、というかその少し前の243ページ辺りから斜めに乱丁気味で、
一部セリフが読めなくなっているんですが……
しっかりしてくれ竹書房。
秋田書店はぜひ『ギャンブルフィッシュ』原作・青山広美作品の再販を(特に麻雀系)凶気とお色気のギャンブル漫画ついに完結…『GAMBLE FISH』19巻『ギャンブルフィッシュ』全選手入場!! PR