Fellows!公式サイトに入江亜季&森薫の総集編刊行という情報が出ています。
◎『Fellows! 総集篇 乙嫁語り&乱と灰色の世界』(仮題)
【収録内容】
森薫――「乙嫁語り」第1~3話、「クレールさんの日常茶飯事」読切8ページ、
「乙嫁語り」制作ノート(ラフスケッチ集ほか)、
描き下ろしショート・ショート漫画「クレールさん」第2話
入江亜季――「乱と灰色の世界」第1~3話、「覗いたビー玉」読切20ページ、
「しろい雪くろい雪」46ページ、描き下ろし短編漫画「乱ちゃん」(番外篇)
【発売予定日】
2009年6月15日(フェローズ5号目と同時発売)
うーん・・・描き下ろし部分はうれしいけど、
こんな早くに総集編を出す意味が正直よく分かりません。
絶望先生風に言うと
「あまりお行儀の良くない商売」だなぁ。
これが仮にもう既刊が数冊出ていて、アニメ化や映画化などの際に
ご新規さん向けにお話の冒頭を収録したものを出すならともかく、
それぞれ『乙嫁』4話&『乱』3話までしか発表されてない現時点で
早くも3話ずつ収録した総集編の発表って・・・
しかもフェローズが雑誌扱いでバックナンバーの入手が困難ならともかく、
創刊当初から書籍扱いで長期間書店に置いてもらう&
バックナンバーの取り寄せを容易にしてるというのに。
総集編発表に違和感があるもう一つの理由は、収録部分が重なる単行本1巻の発売が
近いかもしれないのに、ということ。
以前にもちょっと書きましたが、
私は『乙嫁語り』第1巻は5話まで収録で8月に発売と予想してたんですが、
総集編が6月に発売となると単行本の8月発売は間隔が近過ぎて無いかなぁ。
ちなみにこれまでの『乙嫁語り』のページ数は
第1話40P、第2話42P、第3話38P、第4話30Pで現在計150ページ。
第4話でややページ数減ったのは、巻頭でカバーストーリー4ページやった影響もあるのかな。
ともあれ、6月の第5話でまた40Pほど描けば計190ページとなり、
『エマ』時代の平均的な単行本のページ数(200P前後)に近くなるので8月刊行は可能。
ただし5話がまた30P前後なら総ページ数がやや足らない?
あと、いずれも『エマ』時代の単行本を参考にしての予想なので、
もしフェローズの単行本はA5版とかになるなら計算が大きく変わってきます。
まぁ何だかんだ言いつつも、森さんの描き下ろしがあるという時点で確実に買うんですけどね。
・・・先日書いた
『乙嫁語り』に隠された仕掛けとやらが総集編に関連?
まさかなぁ。
関連記事は「森薫・エマ・乙嫁語り」カテゴリーからどうぞ。
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