思春期の少女たちの揺れ動く心を繊細なタッチで描いた
良質のガール・ミーツ・ガールストーリー『青い花』久々の単行本。
7月からはアニメ化も控えてますが、この独特な雰囲気を
どれだけ再現できるのか気になります。
青い花 4巻志村 貴子
井汲京子の想い人・杉本先輩は卒業して英国留学へ。
そして春、在学生は進級して新しいクラスへ。
それぞれに新しい出会いが・・・
今巻の中心は巻頭でもキャラクター紹介をこなしている大野春花(新入生)。
去年の藤が谷の演劇を見て憧れた彼女は、入学して即演劇部に入部。
上級生とどんどん友達になれる怖いもの知らずのニューカマー。
2年生になった奥平あきら(あーちゃん)はそんな春花のパワーに気圧されつつ、
クラス替えで上田良子(図書部)と知り合いになる。長身で物静かなたたずまいの良子に、
あーちゃんはふみちゃん(万城目ふみ)に近いものを感じるように。
そして活動的な大野さんの行動が、藤が谷演劇部の活動に
上田さんやふみちゃんを巻き込むことになり・・・
後半に織り込まれた井汲さんのモノローグ、
何を見てしまったんだろうとドキドキしてたら、
最後にふみちゃんがあーちゃんに衝撃の告白。
「あーちゃんの好きと私の好きは違うの。
私、昔千津ちゃんと・・・」
セリフの続きはぜひ単行本で。
まぁふみちゃんの「女の人が好き」はそういう深さだろうとは思っていましたが
いよいよ直接的な領域へ。
この発言に対するあーちゃんの反応が気になるなぁ。
「エロティクスF」に手を出さなきゃならんかなぁ。
【関連サイト】
日々メモ「青い花」特製イラストカード & レコメンドペーパープレゼント!! (COMIC ZIN)
だから早く関西に(ry
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