黒い天使のブログ

サターン版『サクラ大戦』発売から15年目という節目に、
女の子を主人公とした漫画が「花とゆめ」で連載スタート。



私がこの『サクラ大戦 奏組（かなでぐみ）』の情報を初めて聞いたときに
最初に懸念したのは、
「あの世界の光武（霊子甲冑）って女性の霊力で動かすのがほとんどで、
男性で動かせるのは大神一郎と大河新次郎くらいだったはず。
その設定を崩すのはちょっと……」
という点でした。
しかし、花とゆめ24号の巻頭カラー見開きページでまずこの懸念が解消。





ああ、“奏”組って、そういうことなのね！
そして「サクラ大戦」の世界で「奏でる」といえば、
おのずと立ち位置が想像できると思いますが、
さっそくその想像を確信にしてくれる懐かしいキャラクターが……






藤井かすみさん！お久しぶりです！
彼女は大帝国劇場で事務の仕事をしている大人の女性。
そしてその数ページ前には主人公の憧れの対象として
花組がシルエットで登場していて、
完全に「サクラ１（or ２）」と同じ世界観なのが明らかに。



さて主人公、雅音子（みやび ねこ）は
憧れの花組に入れると信じて出雲から東京にやってきた女の子。
しかし彼女が言い渡されたのは、花組とはまったく別の
「奏組」なる組の指揮者見習い。
がっかりする彼女ですが、普通の少年少女が帝国歌劇団に呼ばれるはずがありません。
そう、彼女も“音”に関する特殊な技能を持っているのですが……
それはぜひ本誌にて。



そして納得いかないまま「奏組専用寮」なる所へ向かうものの、
慣れない帝都に不安は増すばかり。
しかも謎の生物（降魔）に荷物を奪われるトラブルにも見舞われますが、
ここでお約束とばかりにイケメン男子達と立続けに遭遇。






前号のシルエット予告を見た時に
「ロン毛」「和装男子」「小柄元気」「物静か」「メイン？」と分類しましたが、
そのうち「和装男子」「小柄元気」「物静か（＆眼鏡）」が登場。
下のカット、「小柄元気」が兄で「和装男子」が弟。

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第一話前編（巻頭カラー46ページ）ということで主人公失意のまま後編へ。
この辺はゲーム冒頭の大神が「秘密部隊」だと思ってたら「秘密舞台」と聞いて
がっかりしてたのを踏襲してるともいえますね。


昔からのゲームのファンだった者としては
前述のとおり大きく世界観を壊されるようなことがなかったので
とりあえず一安心。



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島田ちえ