当初は先月中旬に書くつもりだった漫画○選企画、
年明けて1週間も経ってしまいましたが、まぁ記録として一応。
ちなみに2010年分は○選やろうという気が起こらないほど漫画買えてなかったので、
去年はそれよりかは財布状況がマシになったのでしょう。
[アバウトな選出基準]
2011年に単行本が発行された作品。
なるべく第1巻もしくは最終巻が出た作品を優先。
刊行途中でもインパクトがあれば選出。
なお厳密に順位付けはしませんが、発表順におおまかに
第10位~第1位ととってもらってもOK。
『銀の匙 Silver Spoon』荒川弘
自身の漫画エッセイ「百姓貴族」の少年漫画版とも言える酪農青春ストーリー。
前作「鋼の錬金術師」と違って派手な展開こそ無いものの、安定した面白さ。
『ひらけ駒!』南Q太
将棋に夢中な小学四年生と、将棋にミーハーな母による将棋漫画の新機軸。
強者同士が争う作品がほとんどのところに、こういった初心者スタートの漫画が
青年誌で受け入れられたのが嬉しい。
それにしてもこのお母さんが醸しだす独特の色気は絶妙。
将棋にハマっていく小学生とその母…南Q太『ひらけ駒!』第1巻『宙のまにまに』柏原麻実
最終第10巻2011年9月発売。明るく楽しい文系部活漫画が綺麗に完結。
もっと朔をめぐる恋の行方を読みたい気もしますが、あの辺がいいキリだったんでしょうな。
「眼鏡っ娘・巨乳・委員長キャラ」の琴塚文江(フーミン)はずっと心の中の上位キャラ。
天文部ラブコメ完結…『宙のまにまに』第10巻:限定版もあり『真月譚 月姫』佐々木少年(原作:TYPE-MOON)
最終第10巻が2010年12月なので、去年12月に10選やってれば入れただろうということで選出。
実は原作未プレイながら(色々情報は聞いてしまってますが)楽しめましたし、
プレイ済みの方々の絶賛も納得。
ところで、もうすぐ発表から4年になる原作のリメイク版の情報はまだですか?
『医龍-Team Medical Dragon-』永井明原案、吉沼美恵医療監修、乃木坂太郎作画
最終第25巻2011年2月発売。終盤の盛り上がりが凄かったなぁと。
『すなおのそのあと』真田鈴(原作:エンターブレイン)
ゲーム『アマガミ』のサブキャラ・塚原響がヒロインで、アンソロジー掲載分に加えて
原作にも無かったエンディングまで描き下ろしが追加された稀有な作品。
コミカライズ・アンソロ系は絵柄のアクが強いので、それが受け付けられればオススメ。
サブキャラ塚原響の恋物語…真田鈴『アマガミ ~すなおのそのあと~』『王様の仕立て屋 ~サルト・フィニート~』大河原遁
超安定薀蓄漫画が掲載誌の統廃合を機にサブタイトルを改題。
旧タイトルで選べるのが最後なのでこの機会に選出。
予想外に長い作品になってしまいましたが、未読の方はぜひネットカフェ等で
初期の数巻を試し読みしていただけたらなぁと。
『王様の仕立て屋』第32巻で一区切り:新サブタイトルで連載スタート『外天楼』石黒正数
ミステリー小説誌に連載されていた作品の単行本化。
いざ買おうとしたら見当たらなかったりして読むのが遅くなってるうちに
軽いバレをくらったのでこの位置。この作品のレビューで「実は○○○」にまで
触れてしまってるかどうか、が各サイトの記事の読みどころ。
『ザ・松田 ブラックエンジェルズ』平松伸二
ペンネーム(ハンドルネーム)とブログ名が『ブラック・エンジェルズ』由来のウチとしては
外せない作品。これを連載できる別冊漫画ゴラクは凄い!
危険な男が主役で復活!平松伸二『ザ・松田~ブラックエンジェルズ』第1巻『ナナマル サンバツ』杉基イクラ
私、雑学の知識は無いですがクイズの構造の裏読みとかは好きなんで、
こういうテーマを漫画的に盛り上げてるのは凄く上手いなぁ、と。
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