[アバウトな選出基準]
2012年12月~2013年12月に単行本が発行された作品(今回から前年12月分を追加)。
優先順位は期間中に第1巻が出た作品>完結巻が出た作品>刊行途中の作品
ではさっそく。
『ログ・ホライズン外伝 HoneyMoonLogs』(原作:橙乃ままれ、作画:松モトヤ)
第1話試し読み興味を持ちつつ先延ばしにしていた小説『ログ・ホライズン』をアニメ化を機に一気読みし、
面白かったので続いてコミカライズ4作品へ。
特に<三日月同盟>視点で描かれたこの作品は原作小説の隙間を上手く埋めていて楽しい。
原作小説や他の外伝コミカライズも挙げたいけど、代表してこれを。
『喰う寝るふたり 住むふたり』(日暮キノコ)
第1話試し読み去年選出した『君の天井は僕の床』ほど年齢はいってませんが、
そこそこ歳いったカップルの話に惹かれてしまう率が昔より上がってるのは自分も歳を……という私は置いといて、
同棲期間の長いカップルのイチャラブをそれぞれの視点で。見せ方が上手いなぁ、と。
『青い花』(志村貴子)
青い花(8)(完) (Fx COMICS)2013年、同じ作者の『放浪息子』と同時期に完結。
普段百合系作品をそんなに好んで優先することのない私がこんなに最後まで気にかけるとは。
そういえば『放浪息子』共々、アニメ化スタッフに恵まれた作品でした。
『天龍源一郎 酒羅の如く』(原作:岡戸隆一、作画:叶精作)
白夜書房の紹介ページ万人にはお奨めできませんが、こういう濃いーのも挙げたいお年頃なもので。
『事件記者トトコ!』(丸山薫)
エンターブレインの紹介ページいよいよアニメ化作品も産まれた「ハルタ」から、個人的に一番動いてるところを見たい作品。
レトロモダンな雰囲気ながらオーバーテクノロジーやファンタジー要素など何でもありの娯楽コメディー。
トトコおバカ可愛いよトトコ。
『パレス・メイヂ』(久世番子)
作品紹介&試し読み凛々しくも美しい、黒髪ロングの少女帝・彰子と、
資金難の実家を救うために宮廷に仕える事になった少年・御園公頼の、身分を越えた恋模様。
かなりハードルの高い恋ですが、なんとか成就して欲しいなぁ。
『クーロンフィーユ』(よしづきくみち)
作品紹介&試し読みお互い気になる存在なのに“触れることが出来ない”文字通り「アンタッチャブル」ラブストーリー。
「ラブコメ」と書くのを躊躇ってしまう暗い過去を背負う2人ですが、さてどうなるか。
ともあれ、よしづきくみち先生の描く女性キャラはいつも可愛すぎて困る。
『飯田橋のふたばちゃん』(原作:横山了一、作画:加藤マユミ)
WEBコミックアクション単行本発売時の紹介記事は
こちら。その後も精力的に新キャラが登場する一方で、
ちょっとシャレにし難い事件ではキャラの取り扱いに作者が悩むなど、リアルタイムパロならではの苦労も。
『くーねるまるた』(高尾じんぐ)
小学館の紹介ページポルトガルから来た貧乏だけど食いしんぼーな女の子、マルタさんのエンゲル係数高めな日常。
料理や貧乏ネタだけでなく、さりげに文学ネタがかなりマルタさん物知り。というか私が無知なんでしょうけど。
そして健康的でけしからんボディー。嫁に来ないか。
『嘘解きレトリック』(都戸利津)
紹介ページ&試し読み和装+おかっぱ+眼鏡っ娘+謎解き!…都戸利津『嘘解きレトリック』第1巻未読の方はまず単行本第1巻発売時の紹介記事を読んで頂ければ幸い。
都戸利津さんの作品はまず絵と構成が安定してて安心。
ストーリーは作品ごとに多少好みが分かれますが、今後も確実に作家買い確実。2013年イチ推し!
黒い天使のブログ的2012年漫画10選PR