今年7月から9月にかけて放送されたアニメはとても良質だった『宙のまにまに』。
原作の知名度を上げる役割は充分果たしてくれましたが、
ただ、DVDの売り上げ等を見る限りでは第2期は難しいかなぁ。
宙のまにまに 7 (アフタヌーンKC)柏原麻実
3年になった美星と小夜が卒業まであと半年となった秋。
恒例の文化祭で天文部の企画した星の観望会は
他のマイナー文化部の企画と合同となり大きなイベントに。
しかし開催直前に思わぬトラブルが……?
7巻メインの文化祭話はまさに「青春ダイアリー」というか「ブルースメル」というか、
「ああ、こういう文化祭の盛り上がりを体験したかったなぁ」というか。
演劇部や軽音部といった舞台での出し物関係はいろいろ派手にやりやすいですが、
そういう出し物系とは直接縁のない天文部メインの作品ながらうまく盛り上げています。
ベタかもしれませんがやはり王道。
今巻では先輩の路万・近江のカップルが通う大学の学園祭に出かける際の
おめかしした美星にちょっと心が揺らいだものの、
私は相変わらずフーミン(琴塚文江)一筋であります。
頬を染めるようなシーンは無かったものの、朔を見つめる頼もしげな視線が何ともいえません。
巻末には月刊天文ガイドに掲載された日食記事や
“石猛者”こと日佐壁 笑(おさかべ えみ)が
石にハマるきっかけを描いた「石のまにまに ~石猛者前夜~」、
そして声優の寺島拓篤原案の嘘予告「アストロガール マジカル☆みーちゃん」まで収録…と
オマケページも大充実でした。
【関連サイト】
カシマミはらっぱブログアニメ『宙のまにまに』公式サイト【関連】
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