黒い天使のブログ

2003年に単行本が発売された森薫『シャーリー』。
当時の本には巻数表示無しでしたが、11年後の2014年に第2巻が発売。


（2014年7月）【11年ぶり】森薫『シャーリー』第2巻9月13日発売予定！
（2014年9月）13歳メイドの健気さがたまらない…森薫『シャーリー』第2巻





その後は2018年3月のハルタ52号、2019年2月のハルタ61号、2021年4月の青騎士創刊号に新作読切が掲載されてきました。
（リンクはいずれも情報発表時の記事）
そして……


創刊３年めだ！　青騎士13A号＆13B号、4/20発売！



青騎士noteで13号Bに『シャーリー・メディスン』が掲載されることが明らかに。
表紙にも情報載ってますね。
でも何か告知あったっけ？と前号の『乙嫁語り』ラスト確認しましたが
普通に「次号に続く」となってました。急遽シャーリー掲載決まったんですかね？



ちなみに森さんは青騎士10号B「今昔連載作品SCRIBBLES」で
『シャーリー』についてこう仰ってます。

まぁ『シャーリー』に関しては
「長く追って下さってる方のためにも一度区切りを、と思っていたのですが、終わるのはさみしい、という声もちらちら聞こえ、どうしようかな、と今また考えている所です」（青騎士10号B「今昔連載作品SCRIBBLES」）の判断を下すまではなかなか取り掛かれないですかね。 https://t.co/udosi6s9qR

— 水鵬 (@suihou) February 21, 2023

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諸事情により最近は情報発表時の記事ばかりで発売時の紹介記事書けていませんが、
まずは取り急ぎ情報を。


（4月17日 20:30 追記）
森薫さんより読者の皆様へ

青騎士noteにて今回の掲載分38ページ中5ページ分に一部鉛筆画でのコマがあることと、
去年末から体調不良があり近日手術予定であることが明らかに。
お大事になさってください。

『乙嫁語り』第13巻は2021年3月25日にハルタコミックスとして発売されましたが、
同作品の連載は同年4月に創刊された「青騎士」に移籍（連載再開は第2号から）。
同年8月には『乙嫁語り』ワイド版の刊行が青騎士コミックスレーベルとしてスタート。





そして本日、青騎士編集部の質問箱の回答で第14巻が10月20日発売予定なのが明らかに。

いまのところ、2022年10月20日に14巻B6判の出版を予定しています。ワイド版14巻は12月発売です。森薫さん、ただいま絶賛原稿執筆中です。どうぞよろしくお願いいたします。 #Peing #質問箱 https://t.co/7yvV7keSt1

— 青騎士 (@aokishimanga) July 8, 2022

まず注目点は、ワイド版の発売日がB6判より2か月遅い件。
4月の第10巻まではほぼ毎月1冊ペースだったワイド版の刊行が第11巻は6月、第12巻は8月なので、
ワイド版第13巻が10月ならば同14巻が12月なのもまぁ自然かな？
同時発売ならちょっと迷ったかもですが、とりあえず10月はB6判を。


次に気になるのが、B6判単行本のレーベル。
第14巻からはほぼ高確率で青騎士コミックスレーベルになると思いますが、
今後13巻以前のレーベルはどうなるのか。公式のアナウンスが待たれます。






＊

早めに告知を行っていくように心がけます。例えば、次号9AB号には、同じように高橋拡那さんの「紅椿妃ファーストブック」、つまり紅椿妃の冒頭80ページ分、2話＋αをまとめた小冊子を購入特典としてつけようと…

続きは質問箱へ #Peing #質問箱 https://t.co/s9qtd4RNud

— 青騎士 (@aokishimanga) July 8, 2022

公式発売日の深夜に販促小冊子の告知をすることも多い青騎士編集部、
ようやく早めを心がけるアナウンス。

念の為記しておくと、青騎士の公式発売日は偶数月20日ですが、
首都圏の早い店では18日に発売されます（雑誌ではなくコミックス扱いで入荷即発売OK）。
なので、
（えっ、小冊子付くならそちらで買ったのに……）というケースを防ぐ為には
青騎士編集部には公式発売日3日前までの告知が望まれます。

＊日曜祝祭日や土曜休配日を含む場合はさらに早く。

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【 次回予告 】

キュアメイドカフェ サマーパーティー

夏だ❗️「メイド」特集だ❗️#キュアメイドカフェ と #エンタスキュアテラス に
「メイド」が登場する漫画の複製原画を多数展示‼

限定メニュー✨コミックスの販売✨試し読みetc...

7/15（金）～7/24（日）https://t.co/QHzRgoJ0Rv pic.twitter.com/4jEj8mauRa

— キュアメイドカフェ (@curemaidcafe) July 8, 2022

秋葉原のキュアメイドカフェで『エマ』『シャーリー』を含む
メイド関連作品の複製原画展示会が行われるとのこと。
行ける方はぜひ。

【 展示作品紹介④ 】

「エマ」「シャーリー」
森薫
（KADOKAWA　ハルタコミックス）

複製原画/コミックス販売/試し読みOK

7/15（金）～7/24（日）https://t.co/QHzRgp1a5D

— キュアメイドカフェ (@curemaidcafe) July 8, 2022

ところで、他の3作品にはサイト・ツイッター共に画像があって
『エマ』『シャーリー』に無いのは何故でしょう？




森薫作品のレーベルに関するあれこれ

17年の時を経てあの落書き集が単行本化！森薫『SCRIBBLES 1』

きっかけはコミックビーム編集部のツイート。

【ビームコミックスフェア2022】開催中

全107作品（通巻入れたら300冊）が50～70%オフ✨

気になる作品を手に入れるなら今がチャンス
読もう❗️ビームコミックス❗️

ご購入は↓　全ての作品が試し読みできます✨https://t.co/0dMcNO0h1f pic.twitter.com/QT7zq19Gz3

— コミックビーム編集部 (@COMIC_BEAM) March 18, 2022

（でも『エマ』は入ってないだろうな）
と思った案の定。
（そういえば昔の単行本のレーベルって今は？）
とKADOKAWAの商品ページを見ると、『エマ』第1巻から既に
「ハルタコミックス」にレーベルが変わっていました。
そりゃビームコミックスフェアに入る筈がない。






ちなみに記事執筆時点でカドカワストアには漫画関連だと
＊『エマ』第1巻
＊『シャーリー』第1巻
＊『エマ ヴィクトリアンガイド』
辺りに紙本の在庫が無く、逆に言うと『エマ』第2巻などは紙本の在庫がありました。
そこでちょっと気になるのが、その在庫が実際に「ハルタコミックス」表記なのかどうか。
電子書籍は（忘れていなければ）ちゃんと変更されているだろうけど、
紙本はデータ上の扱いが「ハルタコミックス」なだけで
現物はたぶん「ビームコミックス」じゃないかなぁ。
お金に余裕のある方はぜひ検証してください。
（amazonは紙本が「ビームコミックス」、Kindle版は「ハルタコミックス」と区別）

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2008年10月に独立創刊した「Fellows!」（現「ハルタ」）で連載が始まった『乙嫁語り』は
2016年12月の第9巻までは（ビームコミックス）として、
2017年4月の（ハルタコミックス）レーベル誕生以降は
第13巻まで同レーベルとして発行されてきました。




しかし『乙嫁語り』の連載は2021年4月に創刊された「青騎士」に移籍。
（連載開始は6月の第2号Bから）
8月からはワイド版の刊行がスタートし、レーベルは（青騎士コミックス）となっています。
となると、第14巻以降は（青騎士コミックス）になるのでしょうね。

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1月2月にラフスケッチ集『SCRIBBLES』を連続刊行した森薫先生、
3月は青騎士レーベル発行のアンソロジー2冊に
短編が1作品ずつ収録されています。


1/30のツイート

3月に青騎士から森薫を含む複数作家の読切を収めた単行本が2冊同時刊行予定で、
「花と円舞曲」 https://t.co/DxH9lkPId5 には『グルン・バエラ』（ハルタ71号掲載[悪魔メイド]）、
「若葉の狂詩曲」 https://t.co/2IUAs78MpG には『撞球室』（青騎士3号販促小冊子掲載[バニービリヤード]）が収録。

— 水鵬 (@suihou) January 30, 2022

17年の時を経てあの落書き集が単行本化！森薫『SCRIBBLES 1』

2005年の自分に
「17年待てばその小冊子、単行本になるぞ！」
と教えても、
「17年も待てない！」
と言って結局『英國戀物語エマ』DVD買っただろうなぁ。










ということで去年11月の初報から2か月、
待望のラフスケッチ集『SCRIBBLES』の1冊目が発売されました。
（過去の小冊子については上記初報で）





左が通常単行本サイズ、右が「青騎士」と同じ大判サイズ。
今回は過去に編纂された小冊子のうち1冊目から4冊目までの絵を中心に収録されているとのこと。
「中心に」というのが気になるところで、丸々同じではないのかな？
本当なら過去の小冊子を一つ一つ照会していきたい所ですが、
悲しいかな、荷物の山から直ぐには見つからず、またの機会に。





小冊子時代に話題になった「自分用漫画」。





初めて描いてから約20年になるというお馴染みシャーリー。
この本では全落書きにコメントが添えられていますが（漫画等は一作品ごと）、
ここのシャーリーには気になる一文が。

最初から読んでくれていた方のためにも
一度どこかで区切りをつけたいとは考えています。
寂しいですけどね。

うーん、ついに区切りが近そう。
そして単行本の発売周期を考えると、次の第3巻が可能性高いかな。
まぁ一区切りついても気が向けばまた気軽に描いてもらって、
今後の『森薫拾遺集 2』に収録する方向で是非。


（2014年の記事）
【11年ぶり】森薫『シャーリー』第2巻9月13日発売予定！
13歳メイドの健気さがたまらない…森薫『シャーリー』第2巻

この頃、
「次も11年後の2025年かな……」などと言ってましたが、さてどうなるか。



“落書き”を単行本化！森薫ラフスケッチ集『SCRIBBLES』2サイズで刊行
森薫ラフスケッチ集『SCRIBBLES』は1月2月連続刊行／第1巻表紙公開

11/26の記事の続報。


まずは12/2、青騎士編集部の質問箱への回答で、
1月の『SCRIBBLES 1』に続いて2月に『SCRIBBLES 2』が発売予定なのが明らかに。
『2』に収録されるのは小冊子時代の５～７、＋αですかね？


そして12/3の回答で、カラーイラストを含む画集についても
企画に前向きな発言がありました。続報に期待しましょう。

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さらに、『SCRIBBLES 1』の表紙が公開されました。


　


SCRIBBLES 1(KADOKAWA)
SCRIBBLES ワイド版 1(KADOKAWA)

漫画家・森薫が描き連ねたSCRIBBLES（落書き）の数々を、1ページに1枚ずつ収録。
第1巻では過去に小冊子として編纂された『SCRIBBLES』シリーズの、小冊子1から小冊子4までのイラストを収録しています。

（KADOWAKAの紹介ページより引用）


現時点ではそれぞれ通常版のほうに表紙が出ています。
やはりメイドが目立つのかと思いきや眼鏡女性がセンターとは！






（過去の当ブログより引用）





“落書き”を単行本化！森薫ラフスケッチ集『SCRIBBLES』2サイズで刊行
メイドに眼鏡に制服にバニーに水着すべて詰め込み！『森薫拾遺集』発売
森薫『乙嫁語り』第4巻2012年6月15日発売＆落描き集３製作決定！
「Fellows!」23号綴じ込みの森薫ラフスケッチ集『SCRIBBLES 3』紹介
森薫『乙嫁語り』第7巻2015年2月14日発売！＆ラフスケッチ集4紹介
森薫ラフスケッチ集第5弾『SCRIBBLES 5』紹介