ハルタ23号より。
ハルタ 2015-APRIL volume 23 (ビームコミックス)入江 亜季 九井 諒子 樫木 祐人 西公平 佐々 大河 室井 大資 他
第十九話(通算第四十六話)「北の平野へ」。
パリヤが刺繍修行をしているのと同じ時期だと思われる村では、
バダンとハルガル達から奪った武器を改修し、今後のロシアに対する備えにする動きが。
そんな中、村の長たちはアゼルらの現状についても話し合っていた。
「命は助ける。家畜も保障しよう。だが許すわけにはいかん」
あれだけ大きい騒動でしたし村人にも死傷者が出たと思われますが、
アゼルらが最終的にはアミルやカルルクを守る側に立っていたことも考慮されたのか、
命まで取られることは避けられたようです。
しかし心情的に許し難いのも確かで、結論としては
ロシアが攻めてくる可能性のある北の平野に行くように、となった模様。
「有事の場合の時間稼ぎ」
「体よく国境兵にされた」
双方に思惑はありますが、今はただ耐えるしかないアゼルは……
なんとか命は助けられ、家畜を持つことも許されたアゼル達ですが、
暮らすように言われたのはロシアからの侵略の可能性がある危険地帯。
今回の死亡フラグは回避しましたがまた新たなフラグを抱え込んでしまった訳で、
さてどうなるか。
ということで今月は8ページ。
初読時は「えっ!?」と声が出てしまいましたが、よく見ると1ページタイトルの上に
「8頁ショート・エピソード」と記述あったんですね。
巻末コメントを見ても特に体調云々が理由ではないようなので、
次回以降に大増ページの回を期待しておきます。
あと、夏の取材旅行の兼ね合いもあるでしょうけど。
単行本用ストックは28+24+8=計60ページ。
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