たまに来る甥っ子(8歳)が何度読んでも大笑いします。
そのうち「ちょうだい!」と言われそうで戦々恐々。
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ダ・ヴィンチ 2008年 03月号 [雑誌]普段はそんなに読むところが無いのに、
年に2回くらいツボを突いてくる特集がある「ダ・ヴィンチ」。
今回はあずまきよひこロングインタビューが貴重ですね。
以下、その中から一点ピックアップ。
「映画でもマンガでも自分が面白いなと感じるのはストーリーではなかったんですね。
逆にうざいな、ストーリーって思うことのほうが多くて。
『あずまんが大王』の頃からそうなんですけど、私の根本として
キャラクターをちゃんと生かしてあげたいというのがありまして、
それをやるとストーリーが邪魔になることが多いんです。
ストーリーを詰めようとすると
読者にこれは伝えておかないといけないって要素が出てきますので、
それを登場人物にいかに自然に言わせるかっていうのもテなんでしょうけど、
『よつばと!』ではそれはもうやらせないというか、演技はさせない。
できるだけ素な感じを描く。素で一番面白いのって子供ですから。
でもよつばにも面白すぎることはやらせません。
思いついても、面白すぎてあまりにマンガっぽくなってしまうようなら
描かなかったりします」
この辺の絶妙なバランス感覚が独特の味なんでしょうね。
そして驚いたのが、作中で登場するいろんなことを、
ほぼ実際に作ったり、出かけたりしてるらしいということ。
まあ出かけるのは取材と考えれば普通ではありますが、
実際に本棚を作り、
実際にボンドをなめ、
実際にケーキを作り、
実際に糸電話を作り、
実際にダンボーを作り!
(プロトタイプの写真あり。素材に使われてるのはamaz○nではなく宅○便の箱w)
こういった体験を経て、あずま氏の中でよつばが動き出すようです。
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「よつばとひめくり2008」Yotsubato 4 (Yotsubato (Graphic Novels))PR