原作ゲームでは狭い地域でしか活動していない5121小隊ですが、
その枠を超えた榊ガンパレでは山口・広島での攻防、九州奪還を経て
新シリーズ初刊では東京を舞台に、しかも人間を相手に戦争をしました。
そして2巻目では本州最北端・青森へ……
ガンパレード・マーチ 逆襲の刻(とき)―津軽強襲 (電撃ゲーム文庫)「青森へ……」と書いたものの、実のところ今巻は青森編の序章。
元々隊員が首都圏に居た「東京動乱」と違い、幻獣が発生してから青森に向かうので
そりゃあ時間かかりますわな。
しかも前巻で「凶悪なクーデター犯」とはいえ
人型戦車で生身の人間を鎮圧した5121小隊隊員達の心の傷は深く、
精神を病んでいく者が続出。
「九州奪還」終了時に石津萌の心が救われていないと書きましたが、
あー、ここにきて他の隊員の心まで……
青森が舞台ということで、ガンオケ(ガンパレード・オーケストラ)を知ってないと
楽しめないのかな、という不安がありましたが、私の読む限りそれはなく一安心。
もしかしたら繋がりがあるのかもしれませんが、
しばらくしたら関連スレ覗いてみようと思います。
さて、4ヶ月連続刊行が告知されている「逆襲の刻」シリーズ。
いま気になっている点を列挙。
●来月の3巻目で青森編が終わるのか4巻まで突入するのか。
●青森編が3巻で終わるなら4巻の舞台がどこになるか。
●「逆襲の刻」シリーズ自体が4冊で終了なのか、それとも間隔が空いて
シリーズ続刊が出る可能性があるのか。
●3月発行巻で榊ガンパレが終わるのか、まだ読めるのか。
個人的には、九州が“あの状態”では隊員の消失感が消えないだろうから、
もう一段階踏み込んだ終結にはあと2巻では足らない⇒まだ榊ガンパレが読める、と
願っていますが、さてどうなるか。
【関連記事】
来春、電撃文庫2番目の刊行数に…榊涼介『ガンパレード・マーチ』シリーズガンパレ小説の集大成…『小説版ガンパレード・マーチ ファンブック ビジュアル&ノベルズ』5121小隊、ついに約束の地へ…『ガンパレード・マーチ 九州奪還5』ガンパレード・マーチ逆襲の刻 東京動乱(電撃ゲーム文庫)カップルシリーズが続く表紙。次は滝川&森かな。
PR