毎年年末にあわただしくベスト10企画をやったりやらなかったりしてますが、
年明けにのんびりやるのもいいかと思い始め、去年出た漫画で
これは読んで欲しい、という作品を列挙。
ただ今回は初めて「2009年に初単行本が出た作品」で縛ろうと思ったら
わずか5選に。緊縮財政の影響大。
まぁ既出も含めて10選にすると長くなるのでこれでいきます。
一度紹介してる作品に関しては最近思うところなど。
森薫『乙嫁語り』
カテゴリー・森薫これはやはり当ブログ的に欠かせない訳で。
上記カテゴリーから各記事をどうぞ。
『エマ』連載中は
(次の作品大丈夫かな?)という心配がありましたが全くの杞憂に。
「描きたいものを描いてる」感が伝わる限り
どんなジャンルでも大丈夫っぽい。
ちなみにこの作品、「このマンガを読め」ではベスト10に入りましたが、
「このマンガがすごい」では対象期間外。
この対象期間の違いに触れずに両誌のランキングについて語っている記事を散見しますが、
いかがなものか。
三島衛里子『高校球児ザワさん』
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ただ他誌登板等の理由があるにせよ、このページ数でちょこちょこ休載があるのは残念。
まぁそれだけザワさんが好きだから毎週顔を見たいということで。
荒川弘『百姓貴族』
なぜハガレンじゃなくてこっち?と突っ込まれるかもしれませんが、こちらも面白いので仕方ない。
何といっても作者自身のたくましさが凄い。
ハガレンの面白さは色々な原体験から生まれてるのがよく分かります。
村上たかし『星守る犬』
正直なところ、私自身はまったく泣いたりしていない。
ただ、タイミングを間違えれば号泣したかもしれない。
泣いた人が多いのも頷ける作品である。
個人的に嬉しいのは、「村上たかし」という漫画家の生き残り。
短命なギャグ漫画家が多い中、いい鉱脈を掘り当てました。
都戸利津『環状白馬線 車掌の英さん』
次の電車に乗って、あの人に会おう…都戸利津 『環状白馬線 車掌の英さん』ぶっちゃけ、この作品に触れたいが為に2009年振り返り記事を書いたようなもの。
よろしければ上記紹介記事をどうぞ。そしてぜひ手に取ってください。
単巻で終わってますが、何年先でもいいのでまた続きが読みたいです。
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