「ハルタ」第6号より。
ハルタ 2013-JULY volume 6 (ビームコミックス)八十八 良 入江亜季 福島聡 森薫 久慈光久 佐野菜見 他
第四話(通算第三十一話)「砲撃」
タイトルと扉絵の悲しげなアミルの顔に
(いよいよ始まってしまったか……)と
ページをめくるのがやや憂鬱だったり。
羊の毛を刈る要領?でカルルクの髪の毛も手際よくカットを終え、気分良く出かけていたアミルだが、
そんな日常が物陰から彼女を呼ぶ声で一変。
声の主はジョルクで、アミル達の村に迫っている危機を伝え、逃げるように説得。
しかしそんな最中に早くも最初の砲撃が……
前話、父の行動に不満を抱いていたアゼルに
コトが起こる前の抑止力を期待していたんですが叶わず、ついに大規模紛争が始まってしまいました。
思ったより村のほうにも大砲や銃の備蓄がありましたが、
略奪側は当然ある程度の防衛戦力を考えた上で攻め込んできてるでしょうし、
これは怪我人はもちろん、双方に死者は免れない状況。
苦渋の決断ながらアミルは弓を取り、久しぶりにスナイパー「アミル13」が登場しそうですが、
アゼルの決断が待たれます。
余談ながら、ハルタ6号の掲載順が『乙嫁語り』⇒『狼の口』で、
今までなら雰囲気がまったく違ってたのに今号はまるで一つの作品のような殺伐とした流れで苦笑。
巻末コメント
イタリアのサイレント動物漫画で
フェデリコ・ベルトリッチ作『Love』がとても面白いです。
動物漫画なので食ったり食われたりですが。
Love 01Federico Bertolucci Frederic Brremaud
Love 02Federico Bertolucci Frederic Brremaud
これかな?
いつもながら森薫先生の守備範囲の広さに脱帽!
*
今号も24ページ。
ストックは24+24+24+24+番外編8=計104ページ。
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ハルタ編集部
7/10のツイートで久しぶりに森さんの落書きイラストが。
アミル達の村に最大の危機…『乙嫁語り』第三話(通算第三十話)乙嫁語り 5巻 (ビームコミックス)森 薫
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