まだアニメ化も発表されてない漫画のCMを25本も作って1日のうちに一挙放映って、
白泉社チカラ入れてるなぁ。
CM流すのもフジテレビ系列だし、いずれノイタミナ枠に来るのはほぼ固いかな?
3月のライオン 4 (ジェッツコミックス)羽海野チカ
ということで『3月のライオン』第4巻。
2巻のひな、3巻のあかり&モモと華やかな表紙から一変、4巻は渋く島田八段が登場。
ちょうど収録内容も島田さんメインなので“盤上この一手”の人選。
主人公・桐山零の“中学生でプロ棋士になった”というのは凄い記録ですが、
それだけで一流と呼ばれる訳ではありません。
その点、島田八段は順位戦A級、タイトル戦常連、と一流と呼ぶにふさわしい実績。
そんな彼の獅子王挑戦を通して読者にトップ棋士同士の戦いの激しさを伝え、
零の
“「嵐の向こう」にあるもの”への決意を新たにさせます。
各キャラクターも魅力一杯。
香子は相変わらず妖艶だし、二海堂は二海堂で
「心友(ライバル)!」なんて言ってくるし、
初登場の重田七段・藤本棋竜もいい味出してます。
零と香子の微妙な関係を一目で見抜いたあかりさん、さすがだなあ。
同時発売のヤングアニマル8号ではちょうど4巻の続きが掲載。
島田さんの故郷・天童での話が描かれてます。
むかし鉄旅の途中で天童駅立ち寄りましたが、ああ確かにこんな駅舎だったなあと懐かしく。
一度は直接見てみたいんですけどね、人間将棋。
いい人だなあ島田さん。でもいつかはタイトルホルダーとして
零の前に立ちはだかってもらいたいとも思ったり。
*獅子王戦第四局の棋譜の元は
2005年JT将棋日本シリーズ:郷田九段vs三浦八段戦。*応援メッセージポスター、私のコメントは1巻ポスター中心部左寄りに載ってました。
他の人の「島田8段イ㌔」とかを忠実に載せててワロタw(3巻ポスター)
↓公式サイトで見られます。
*ちょうど今、将棋界の最高峰の一角である名人戦が始まっており、
棋譜速報や
NHK-BSで中継も行なわれています。
特にNHKの中継はタイトル戦の対局風景を生で見られる数少ない機会なので、
タイミングが合えばぜひ中継をご覧下さい。
*現在発売中の専門誌『将棋世界』5月号の表4(裏表紙)に「3月のライオン」4巻広告が載っています。
【関連サイト】
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