黒い天使のブログ

ハルタ第10号より。


ハルタ 2013-DECEMBER volume 10 (ビームコミックス)
佐野菜見 長崎ライチ 大武政夫 睦月のぞみ 西公平 夏本満 他





第八話（通算第三十五話）「報い」。
バダンの裏切りとアゼルによるその報復で、村を襲撃した側の勢いはほぼ無くなった模様。
しかし今度はアゼルが村人に捕らえられ、よくて半殺し・あるいはそのまま撲殺されそうなところでしたが、
そんなとき現れたのはこの地を治める藩王から派遣された治安部隊。






物語の舞台となっている地方の統治形態をよく知りませんが、
とにかく警察的というか治安を担う部隊のようなものはあるようで、
彼らはこの村の長を呼び、騒動の顛末と現状報告を要求。
その中でアゼルが村人を助ける行動をしていたのをちゃんと証言する人が居て、
アゼルはなんとか死亡フラグを回避。
まぁここで退場してしまったらあまりに悲しい物語になってしまいますわな。



一方、村の外れではてっきり死んだと思ってたある人が
息絶え絶えながらもしぶとく生き残り。
自分を取り巻く全てのものに呪詛を吐きつつ村の再襲撃を企みますが、
その野望を砕く一本の矢……



格好いい！！！
ああ、過去にちゃんとそういうシーンも描いてるから説得力ありますよね。
そうか、この人がこの騒動の幕を閉じるのか、渋いなぁ……

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＊今号は24ページ。
ストックは24＋24＋24＋24＋24＋24＋20＋24＝計188ページ。プラス番外編8ページ。
既報のとおり単行本第6巻は来年1月14日発売予定で、
先日ようやくエンターブレインのサイトにも詳細が出ました。
それによると6巻は196ページとのことで、あとがきや後付の分を考えると
番外編は後の巻で、この第八話までが6巻収録かな？
残り8ページにあとがきと後付はギリギリな気もしますが。



そしてラストページの柱予告。

次号から新展開。新しい乙嫁の物語？
それともパリヤの恋模様？　どちらにしてもお楽しみに。

予告を見るに、今回の騒動にパリヤさんは巻き込まれていないようで一安心。
願わくば無事を確かめる為にも彼女の赤面姿を見たいところ。
あっ、今回の騒動を聞きつけてパリヤの身を心配してあのお見合い相手が駆けつける、とかいいなぁｗ

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＊今回のハルタ10号には前回の記事で触れたように
『乙嫁語り』単行本第6巻と連動したクリアファイルプレゼントに必要な応募券が付いています。
第6巻が出たら忘れずに応募しましょう。



森薫『乙嫁語り』第6巻2014年1月14日発売予定
父と娘とその兄と……『乙嫁語り』第七話／第6巻発売近し？



【amazon】
乙嫁語り 6巻 (ビームコミックス)
森 薫





乙嫁語り 5巻 (ビームコミックス)
森 薫

個人的には『委員長お手をどうぞ』の印象が強い山名沢湖先生が
最近「Kiss Plus」で連載していた作品が単行本化。


花ちゃんとハンナさん (KCデラックス)


講談社の紹介ページ




就職した会社がわずか3日で倒産し、やむなく通りすがりのメイド喫茶で働くことになった
浅木 花（あさき はな）。
訳アリのこの店での勤務に不安はあるもののメイド服の可愛さには抗えず、
洗濯用に持ち帰った自宅でも着用していた時、ふとのぞいた母の形見の古い手鏡から
金髪で青い目のメイドさんが現れて……


その英国メイド、ハンナ・シェルダン（ハンナさん）、実は幽霊！
しかもその姿、ほとんどの人には見えないのに
メイドさん（花ちゃんやその同僚）にだけ見えるという変り種。
そんなハンナさんに約100年前の英国エドワード朝メイドの生活を教えてもらいつつ、
花ちゃんは自身の仕事や同僚の恋などに向き合っていきます。



山名さんの絵柄とマッチしたゆるふわ現代ファンタジー。
そして話の折々に差し込まれる20世紀初頭のメイド考証の丁寧さ！
それもそのはず、この作品にはクレジットには登場していませんが、
『エマ　ヴィクトリアンガイド』で森薫先生と共著の村上リコさんが協力しており、
山名さんが巻末で謝辞を述べています。
山名さんと村上さんは昔からの知り合いとのことで、
いろんな所に人と人の繋がりがあるものですね。

「花ちゃんとハンナさん」ミズウミ電報ブログ版（山名沢湖先生のブログ）





図説　英国メイドの日常 (ふくろうの本／世界の文化)
村上 リコ




エマヴィクトリアンガイド (Beam comix)
森 薫 村上 リコ




委員長お手をどうぞ(完全版)
山名沢湖

エンターブレインの単行本、特にハルタ関連の単行本は
旧Fellows!時代から発売予定が出る振り幅が大きく、
約半年後の予定が出たかと思えば翌月の予定がなかなか出なかったり、
そして一度出た予定が告知なく延期したり、あるいは告知なく前倒しになったりします。
そのことを踏まえて頂いたうえで……


父と娘とその兄と……『乙嫁語り』第七話／第6巻発売近し？（11/15）


先月の乙嫁記事でハルタ本誌のクリアファイル応募者全員プレゼント企画の記述を元に
単行本1月かな、と予想しましたがやはりそのようで、
この記事を書いている時点ではエンターブレインの予定表にはまだ載ってませんが、
amazonには既に『乙嫁語り』第6巻が登録されています。

乙嫁語り 6巻 (ビームコミックス)
森 薫




ちなみにcomiclist.jpのサイトにも1月14日発売予定で掲載されています。
そういえば掲載誌がハルタにリニューアルした際に
話数をリセットしてまた第1話スタートになっているんですが、
第6巻でどう記述されているかが気になるところ。
さて応募者全員プレゼントのクリアファイルの絵柄にもなる第6巻の表紙が楽しみです。


クリアファイルの応募に必要な今月14日発売のハルタ10号はこちら。
ハルタ 2013-DECEMBER volume 10 (ビームコミックス)

乙嫁語り 5巻 (ビームコミックス) 森 薫 by G-Tools

ハルタ第9号より。


ハルタ 2013-NOVEMBER volume 9 (ビームコミックス)
森薫 入江亜季 睦月のぞみ 大武政夫 長蔵ヒロコ 樫木祐人 他




第七話（通算第三十四話）「後ろ盾」。






いまだバダンの裏切りに気付かず、村人（カルルク）を襲っていたベルクワトを止めたのは、
皮肉にもその娘、アミルでした。
そして夫を殺されそうになり激昂するアミルを止めたのが、その兄アゼル。
辛い一家ですな……


その後アゼルは「敵の頭目は討ち取った」ことを村の長に告げるようアミルに言い、
彼女とカルルクを安全な場所に追いやりつつ
戻ってきたジョルクとバイマトと共にバダン残党と対峙しますが……




嗚呼、やはり前話の
「お前達は先に行け。ここは俺一人でなんとかする」（要約）はフラグだったか……？
ラストページのあおり文だけが「逆フラグ」では、と期待するしかないかなぁ。
あとカルルク！
前にあったアミルのモノローグじゃないけど、
「早く大きくなるといい」、というかほんと大きくならないと。
愛する妻を守るために！

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森薫先生はハルタ9号綴じ込み付録『坂本ですが？』トリビュート本にも参加しています。
作品評や作者評はぜひ同誌にて。

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＊今月は20ページ。
ストックは24＋24＋24＋24＋24＋24＋20＝計164ページ。プラス番外編8ページ。
うーん、今月でストック満了かと予想してたけどちょっと足らないか。
となると次回24ページ前後で、番外編収録は後の巻というのが区切り的にも可能性高いかな。


で、ストック満了から単行本作業を2ヶ月考慮して
最新の次巻発売日予想は2月……にしようかと思っていたところ、
ハルタ9号巻頭のクリアファイル応募者全員プレゼント企画に気になる記述が。

12月発売号では『保健室の黒便り』や『乙嫁語り』
『ハクメイとミコチ』の応募券が付いてくるよ！

ハルタ本誌のクリアファイル応募者全員プレゼント企画は前月の8号から始まっていて、
その8号では9月・10月発売のハルタ関連単行本計11冊が、
今月の9号では11月発売の単行本3冊が対象でした。
そして上記12月発売号の予告の内、『保健室の黒便り』1巻は12月14日発売予定、
『ハクメイとミコチ』2巻は2014年1月14日発売、と
ハルタ10号と同日発売、もしくは1ヵ月後の単行本が挙げられています。
ということは『乙嫁語り』第6巻もまだ1月発売の可能性が！？


この記事を書いている時点ではエンターブレインの予定表に『乙嫁語り』6巻の記述はありませんが、
ebの予定表は急に予定が変わることも多いので、また動きがあれば記事に致します。




この兄にしてこの妹あり…『乙嫁語り』第六話／マチアソビで双子イラスト



ハルタ 2013-DECEMBER volume 10 (ビームコミックス)

↑12月発売号です。

保健室の黒便り 1 (ビームコミックス)





乙嫁語り 5巻 (ビームコミックス)
森 薫

9月はお休みだったので2ヶ月ぶり、のハルタ第8号より。


ハルタ 2013-OCTOBER volume 8 (ビームコミックス)
なかま亜咲 睦月のぞみ 久慈光久 笠井スイ 嵐田佐和子 長蔵ヒロコ ほか





第六話（通算第三十三話）「アゼルの攻勢」。

アミル達の村に攻め込んだハルガル一族。
その仲間だったハルガル一族をあっさり裏切り後方から砲撃し、村人共々皆殺しを狙うバダン。
一族がどんどん撃たれていく中、アゼルは「バダンだけは許さない！」と決意。





「お前達は先に行け。ここは俺一人でなんとかする」（要約）
なにやらよくあるフラグのようで心配ですが、そこは戦闘能力の高いアゼル、
奇襲に成功し油断するバダンを死角から……
一方、年長者の退却誘導を任されたジョルクとバイマトですが、肝心の親父殿はいまだ村人を襲うのに躍起。
今まさに刀が振り下ろされようかというその時、村人を救ったのは……



ラストシーンの収め方にもよりますが、やっと懸案の一つが去った、ということろでしょうか。
しかしまだ村の敵は大勢。さて単行本収録時の締めになりそうな次話で
なんとか解決までたどり着けるか否や。

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＊今号も24ページ。
ストックは24＋24＋24＋24＋24＋24＋番外編8＝計152ページ。
このまま11月も24ページだと来月で176ページ。プラス増ページやあとがきでほぼストック満了かな。
となると現時点では『乙嫁語り』第6巻発売日予想は先月と同じく
単行本作業も考慮して2014年1月15日辺りが有力かな？



＊10月12日～14日にメインの3日間が開催されたマチ☆アソビ11。
今回もハルタ執筆陣の参加はありましたが森薫先生の名前は無し。
しかし徳島には来ていたらしく、ゲッサン執筆陣と合作の壁画に双子を描いていました。






銃撃・砲撃・騎馬突入…『乙嫁語り』第五話（通算第三十二話）
ゲッサン＆ハルタのオススメ本購入でＩＣカード用ステッカープレゼント



乙嫁語り 5巻 (ビームコミックス)
森 薫