黒い天使のブログ

9月はお休みだったので2ヶ月ぶり、のハルタ第8号より。


ハルタ 2013-OCTOBER volume 8 (ビームコミックス)
なかま亜咲 睦月のぞみ 久慈光久 笠井スイ 嵐田佐和子 長蔵ヒロコ ほか





第六話（通算第三十三話）「アゼルの攻勢」。

アミル達の村に攻め込んだハルガル一族。
その仲間だったハルガル一族をあっさり裏切り後方から砲撃し、村人共々皆殺しを狙うバダン。
一族がどんどん撃たれていく中、アゼルは「バダンだけは許さない！」と決意。





「お前達は先に行け。ここは俺一人でなんとかする」（要約）
なにやらよくあるフラグのようで心配ですが、そこは戦闘能力の高いアゼル、
奇襲に成功し油断するバダンを死角から……
一方、年長者の退却誘導を任されたジョルクとバイマトですが、肝心の親父殿はいまだ村人を襲うのに躍起。
今まさに刀が振り下ろされようかというその時、村人を救ったのは……



ラストシーンの収め方にもよりますが、やっと懸案の一つが去った、ということろでしょうか。
しかしまだ村の敵は大勢。さて単行本収録時の締めになりそうな次話で
なんとか解決までたどり着けるか否や。

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＊今号も24ページ。
ストックは24＋24＋24＋24＋24＋24＋番外編8＝計152ページ。
このまま11月も24ページだと来月で176ページ。プラス増ページやあとがきでほぼストック満了かな。
となると現時点では『乙嫁語り』第6巻発売日予想は先月と同じく
単行本作業も考慮して2014年1月15日辺りが有力かな？



＊10月12日～14日にメインの3日間が開催されたマチ☆アソビ11。
今回もハルタ執筆陣の参加はありましたが森薫先生の名前は無し。
しかし徳島には来ていたらしく、ゲッサン執筆陣と合作の壁画に双子を描いていました。






銃撃・砲撃・騎馬突入…『乙嫁語り』第五話（通算第三十二話）
ゲッサン＆ハルタのオススメ本購入でＩＣカード用ステッカープレゼント



乙嫁語り 5巻 (ビームコミックス)
森 薫

ゲッサン（小学館）とハルタ（エンターブレイン、旧Fellows!時代含む）のコラボというと
2012年2月の「乙嫁協奏曲」（乙嫁語り×信長協奏曲）、
2013年2月の「乙嫁語り×ちろり」に次いで3回目、かな？
マチアソビでのイベントを含めると単にサイン会だったり
他誌も含んだりでまたややこしくなるので。



ということで先日は合同でＧペン工場見学に行ったりして
相変わらず仲のいいゲッサン＆ハルタ両編集部。
そんな両誌がまたコラボ企画をはじめました。

大垣書店★高槻店

【フェア情報】
もう一点。「ハルタ×ゲッサン」コラボフェアも開始しました！2誌のこれからブレイクが期待されるコミックを集めております！

三省堂書店海老名店

月さん（ゲッサン）と春田さん（ハルタ）のおすすめコミックフェア始めました！Ｃ

今回は両誌のオススメ単行本を購入するとそれぞれのイメージキャラクター（？）
春田さん（画：森薫）と月さん（画：坂ノ睦）が描かれたＩＣカード用ステッカーが貰えるとのこと。
選ばれているのは両誌から各10作品。
で、家からはちょっと遠いけど、確実にフェア始まってるので大垣書店高槻店まで行って
確保してきました。





他の書店はどうか分かりませんが、大垣書店さんではオススメ作品1冊購入でステッカー1枚貰えました。
ただし続刊が出ている作品もステッカーが付いているのは第1巻のみでした。
森さんの春田さんはゲッサン掲載のハルタＰＲマンガ以来ちょこちょこ登場してますが
いつもムチムチ具合がいいですなぁｗ


（ゲッサン2013年3月号）



この記事を書いている時点では両誌の公式サイトやツイッターでは正式には告知されていませんが
（ゲッサン編集部が書店のＲＴはしていますが）、もうすぐ告知あるでしょうし、
ステッカーとペーパーが欲しい方は各書店のツイートを参考に足を運んでみましょう。

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森薫らのグッズがヴィレヴァンで！ナタリーストア出店
普段は通販のみの森さんグッズが店頭で買えるようです。



銃撃・砲撃・騎馬突入…『乙嫁語り』第五話（通算第三十二話）



あやしや 1 (ゲッサン少年サンデーコミックス)
坂ノ 睦


ゲッサン 2013年 09月号 [雑誌]



ハルタ 2013-AUGUST volume 7 (ビームコミックス)
森薫 久慈光久 宮田紘次 大武政夫 冨明仁 白浜鴎 ほか

「ハルタ」第7号より。


ハルタ 2013-AUGUST volume 7 (ビームコミックス)
森薫 久慈光久 宮田紘次 大武政夫 冨明仁 白浜鴎 ほか




第五話（通算第三十二話）「騎馬の襲撃」。





バダン達の砲撃に村人は後退を余儀なくされ、この期に乗じてハルガル家一族は
長のベルクワトを先頭に騎馬で突入。
「我々も砲を引いて後から追う」
バダンを信用していないアゼルもその言葉に渋々一族を追って村へ。


村の中では騎馬隊が優勢ながら村人も建物や広場といった地理的要因を盾に必至の防戦。
やや攻めあぐねたかという時、バダン達の新たな砲撃や銃撃が。
しかしその銃口砲口が向いたのは村人だけでなく……




いや～実に仕事が早いですな、バダンとかいう悪そうな顔の（事実、悪い）おっさん。
もうちょっと引っ張るかと思いましたが、アミルの兄・アゼルの危惧をあっさり現実に。
今回アミルやカルルクなどエイホン一家は未登場ですが、
大砲はどこに命中したか不明なのでその安否が気になるところ。


ただ、「アミル奪還」から「村まるごと強奪or飢え死に」にまで発展し
収めどころの見えなかったハルガル一族とエイホン一家の住む村の対立ですが、
「新たな敵」の登場でようやく着地点が見えてきました。
ただしそれも「新たな敵」に侵略されてしまえばそれで終わり。
単純な武力の争いではまず勝てそうにありませんが、さてどうなるか。

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ハルタ7号巻末コメント。

唐突に血中メイド濃度が上がり落書きをしまくる、そんな日々。

ハルタ編集部さん、イラストアップお待ちしております。



＊今号も24ページ。
ストックは24＋24＋24＋24＋24＋番外編8＝計128ページ。
ハルタは9月分が休みなので次は10月で、このペースだと11月に176ページ。
それぞれ各回増ページや減ページ（番外編）の可能性がありますが、
現時点では『乙嫁語り』第6巻発売日は単行本作業も考慮して2014年1月15日辺りが有力かな？



アミル、妻としての決断……『乙嫁語り』第四話（通算第三十一話）


乙嫁語り 5巻 (ビームコミックス)
森 薫

「ハルタ」第6号より。


ハルタ 2013-JULY volume 6 (ビームコミックス)
八十八 良 入江亜季 福島聡 森薫 久慈光久 佐野菜見 他




第四話（通算第三十一話）「砲撃」





タイトルと扉絵の悲しげなアミルの顔に
（いよいよ始まってしまったか……）と
ページをめくるのがやや憂鬱だったり。


羊の毛を刈る要領？でカルルクの髪の毛も手際よくカットを終え、気分良く出かけていたアミルだが、
そんな日常が物陰から彼女を呼ぶ声で一変。
声の主はジョルクで、アミル達の村に迫っている危機を伝え、逃げるように説得。
しかしそんな最中に早くも最初の砲撃が……




前話、父の行動に不満を抱いていたアゼルに
コトが起こる前の抑止力を期待していたんですが叶わず、ついに大規模紛争が始まってしまいました。
思ったより村のほうにも大砲や銃の備蓄がありましたが、
略奪側は当然ある程度の防衛戦力を考えた上で攻め込んできてるでしょうし、
これは怪我人はもちろん、双方に死者は免れない状況。
苦渋の決断ながらアミルは弓を取り、久しぶりにスナイパー「アミル13」が登場しそうですが、
アゼルの決断が待たれます。



余談ながら、ハルタ6号の掲載順が『乙嫁語り』⇒『狼の口』で、
今までなら雰囲気がまったく違ってたのに今号はまるで一つの作品のような殺伐とした流れで苦笑。

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巻末コメント

イタリアのサイレント動物漫画で
フェデリコ・ベルトリッチ作『Love』がとても面白いです。
動物漫画なので食ったり食われたりですが。

Love 01
Federico Bertolucci Frederic Brremaud



Love 02
Federico Bertolucci Frederic Brremaud



これかな？
いつもながら森薫先生の守備範囲の広さに脱帽！



＊
今号も24ページ。
ストックは24＋24＋24＋24＋番外編8＝計104ページ。


＊
ハルタ編集部7/10のツイートで久しぶりに森さんの落書きイラストが。



アミル達の村に最大の危機…『乙嫁語り』第三話（通算第三十話）



乙嫁語り 5巻 (ビームコミックス)
森 薫

「ハルタ」第5号より。


ハルタ 2013-JUNE volume 5 (ビームコミックス)
笠井スイ 福島聡 嵐田佐和子 白浜鴎 長蔵ヒロコ 大武政夫 ほか




第三話（通算第三十話）「バダンとの会談」。
扉絵こそアミルでしたが、お話は引き続き兄・アゼルがメイン。
タラス編・双子編を挟んだということもあり、まずはアミルの実家・ハルガル家の逆境についておさらい。
アミルを連れ帰すことが出来なければ一族は飢え死に……しかし一度失敗した為、
ハルガルの長・ベルクワトは遠縁のバダンに助力を要請。
しかしバダンを信用できないアゼルは……



これまでにも何度かアミルや村全体に危機は迫っていましたが、今回はいよいよ最終局面。
なにしろ、今回はアミル奪還以外に「土地の強奪」という目的も加わり、
村人達に生命の危機が……




あー、森さんの漫画でこれだけ兵器がまとまって描かれるのは初めてじゃないかなぁ。
そしてふと思い出すのが、2004年12月に発売された
安永知澄『やさしいからだ』第2巻巻末で同作者と森さんの対談の中での一言。

森：ああ、でも、そろそろ誰か殺すシーンとか描きたいなあ。
『エマ』じゃなくてもいいんですけど。
人を斬り殺すとか首を絞めて殺すとかは「非日常」だから、
逆に作品の中でそういうシーンがあっても、資料とか実体験とかそんなにないわけで、
想像力の赴くままに血の飛沫とか、返り血とか内臓とか描く…
うん、描きがいがあるだろうなぁ

いよいよ「森薫の描く殺伐シーン」解禁か！？
しかしさすがにカルルクやエイホン一家が○されてしまうとも思えず、
一縷の望みは父の行動を快く思わないアゼルの決断次第ですが……さてどうなるか。

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今号も24ページ。
ストックは24＋24＋24＋番外編8＝計80ページ。


角コミ2013夏に『乙嫁語り』アミルのグラフィグペーパートイなど
アミルの兄・アゼルが主人公！？『乙嫁語り』第二話（通算第二十九話）


やさしいからだ (2) (ビームコミックス)
安永 知澄