公式発売日は1月14日ですが、エンターブレインの単行本は書籍扱いの為入荷したら即販売可能で、
だいたい2営業日前に首都圏の早い店、1営業日前にこちら大阪等で発売になるのが通例。
さらに今回のように日曜・祝日を挟むとさらに前倒しになり、今日11日にこちらでも発売になりました。
(*同じ地域でも店の規模や取次会社によって異なります)
乙嫁語り 6巻 (ビームコミックス)エンターブレインの紹介ページ前の第5巻までは掲載誌が隔月刊の「Fellows!」でしたが、この第6巻から年10回刊の「ハルタ」に変更。
それに伴い今まで1冊辺り5~6話(+番外編等)収録だったのが、第6巻は8話収録。
「2ヶ月毎で1回のページ数は展開に応じて大幅増アリ」も、
「ほぼ1ヶ月毎で1回のページ数は『エマ』の時と同様標準24ページ」も
両方対応出来てますね。
そしてハルタ掲載分から話数がリセット(また第一話から)されていて、
単行本でどうなるかが個人的に一番気になっていたんですが、
結局単行本では前巻から話数を引き継いでいました。一安心。
ひとつの作品の中に同じ話数があるとややこしいですしね。
第6巻収録分のハルタ掲載時レビューはこちら。
第二十八話「背くらべ」第二十九話「放牧地」第三十話「バダンとの会談」第三十一話「砲撃」第三十二話「騎馬の襲撃」第三十三話「アゼルの攻勢」第三十四話「後ろ盾」第三十五話「報い」改めて読み返すと、初回だけは掲載誌リニューアルということで
新期読者のことも考えてか(というかアミル編久しぶりなのも考慮してか)、
いくつか状況の説明も入れつつ夫婦のイチャラブでしたが、
その次からはどんどん暗雲ばかり。
以前のアミル編でこういう展開も示唆されていたとはいえ、
いざとなると恐いものです、
手の震えが止まりませんともあれ、今巻は森さんの作品で一番「血の流れた」内容となりました。
これで昔仰ってた「殺伐シーン描きたい」という欲求(三十話の記事で紹介)は充たされた、かな?
さて、ハルタ10号のラストページ柱予告では次号以降の展開を
「新しい乙嫁?もしくはパリヤさん?」と書かれていましたが、
第6巻あとがきでは
「スミスさんとアリくん方面、あとパリヤさん」とのこと。
スミスさん方面はそこで新乙嫁と関わる可能性もあるし、も、もしくは、タラスさん……
あと、当座はアミル達の村に居るであろうアゼルやジョルク達の処遇も気になるところ。
*
現在、『乙嫁語り』の単行本未収録は
番外編3の8ページ。
……って、そういえばハルタ移行後は番外編載ってないですね。
まぁ番外編は元々フェローズ増刊Q向けの短編が基本でしたから、
本誌オンリーとなった今はタイミングが難しそう。いっそ単行本描き下ろしのほうが可能性ありそう。
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一つ前の記事でも触れましたが、
第6巻帯の応募券とハルタ10号の応募券で
第2巻表紙・第6巻表紙の各イラストを使用したクリアファイル(A4サイズ2枚セット)がもらえます。
締め切りは2月15日。欲しい方は忘れずに応募しましょう。
ハルタ 2013-DECEMBER volume 10 (ビームコミックス)佐野菜見 長崎ライチ 大武政夫 睦月のぞみ 西公平 夏本満 他
森薫『乙嫁語り』第6巻発売記念サイン会1/19滋賀で開催(*満了につき締切済)