黒い天使のブログ

日本では間もなく第3巻が発売になる森薫『乙嫁語り』。
その英語版第1巻がアメリカで5月下旬発売になり、
ウチにも1週間前に届いていたんですが多忙でなかなか紹介できず、
ようやく今日記事に。


A Bride's Story, Vol. 1
Kaoru Mori


Yen Pressの紹介ページ


英語版1巻発売予定は去年11月に紹介しましたが、
それがハードカバー仕様だと気づいたのは今年4月。
日本でもやってない豪華版というところに
英語版発売元Yen Pressの気合がうかがえます。




サイズもだいたいＡ５版くらいで大きいです。




カバーイラストは表裏とも日本版と同じ。




カバーを取った状態。これだけ見ると文芸書のような。




上から見た図。分厚い表紙がハードカバー仕様の証。



中の1シーン。
「なんて格好を！」⇒「SCANDALOUS!」



そして海外版を読むときに1番楽しみなのが、巻末のあとがきちゃんちゃらマンガ。


「赤とんぼ」についてはページ下欄外で別途説明がされてたり、
「そこで目を輝かせてる大きいお兄さん、廊下に出ようか」の部分もちゃんと翻訳。




『エマ』英語版9巻の年齢番付の時にも思いましたが、
今回の関係図も乙嫁語り各キャラの英語表記を素早く知りたい時に役に立ちますね。


洋書なので価格変動があり、日本のamazonで登録当初は2000円台でしたが現在は1300円前後。
ただしこの記事書いている時点では品切れ中。
英語版2巻は10月発売予定で予約受付中。

A Bride's Story, Vol. 2
Kaoru Mori




【関連記事】
森薫『エマ』英語版第10巻の紹介
森薫『エマ』英語版第９巻の紹介
森薫『エマ』英語版第８巻の紹介
森薫『エマ』英語版第７巻の紹介
英語版『シャーリー』の紹介


乙嫁語り(3) (ビームコミックス)

紹介が遅くなりましたが、3月下旬に発売された
イラスト投稿サイト「pixiv」の定期誌『Quarterly pixiv』第4号に
［森薫の白黒原稿描き方講座］が6ページ掲載されています。


Quarterly pixiv vol.04 (エンターブレインムック)


エンターブレインの紹介ページ




（１）シャープペンシルで下書きをする
（２）ペン入れをする
（３）ホワイトで修正する
（４）ベタを塗る
（５）トーンを貼る
（６）かけあみを描く

という各工程を写真付きで詳しく解説。
森さんのイラスト講座記事はこれまでにも『萌える眼鏡っ娘の描き方』や
コミックスドロウイング２号、ぱふ2008年6月号などでもあり、
それらには短いながらもインタビュー部分があったものですが、
今回のpixiv本はストイックなまでにイラスト講座に特化しています。
なので講座以外の部分を期待する人には一応注意をば。


【関連】
コミックスドロウイング２号　特集「イギリスを描く」から森薫の項
ぱふ2008年6月号　プロに聞くカラーイラストテクニック：森薫


COMiCS・DRAWiNG NO.2 (2008)―漫画を描きたい、知りたい人のためのメイキングマガジン (2) (SEIBUNDO Mook)

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いよいよ6月15日の発売が近付いた『乙嫁語り』第３巻の予約が
amazonで始まりました。


乙嫁語り(3) (ビームコミックス)
森 薫



さて表紙は誰が飾るでしょう？
収録内容からしてタラスさんが大本命ですが…


森薫の新作は能天気メイドコメディー／『乙嫁語り』ヌードライト紹介
まさかの展開…『乙嫁語り』第十七話「アンカラへ向かって」


森薫関連商品一覧

“週刊フェローズ”こと「Fellows!」16号の4冊目Ｄより。

Fellows! 2011-APRIL volume16D (ビームコミックス)



ほぼオール新人作家ばかりのラインナップ（ｅｂの紹介ページ）。
その中に“新人らしからぬメンバー”として福島聡と共に紛れ込んでいる森薫の新作は
久々のメイド漫画16ページ読みきり「お屋敷へようこそ旦那様！」。
予告の時点でメイドさんがもう［大暴れ］と銘打たれてましたが、
暴れるのはメイドだけではありませんでした。






ダイナミックお出迎え！　しかも執事さんまで！
メイドの名前はゼブラ。執事はタチカワ。
お屋敷で働くこの2人はただいま絶賛「旦那様募集中」。
その罠にかかってしまった少年のとった行動は……？


連載中の『乙嫁語り』が暗い流れだった反動が一気に来たかのような能天気メイドコメディー。
同じ系統の『クレールさんの日常茶飯事』は
クレールさんがやや破天荒なだけで設定は普通に旦那様にお仕えしてましたが、
今回はその仕える旦那様自体がもう……（苦笑）。
まぁコメディーですし、森さんの描くメイドさんはみんな可愛いので無問題。
ところでこの読切はいつ単行本に収録されるだろう。
乙嫁には入らない気がするので、将来の『シャーリー』2巻かな？


あと余談ながら、連日更新中の森さんのブログ、
いつもながらラフスケッチいいですね！

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先日の記事で触れた『乙嫁語り』ヌードライトをもらってきました。





ライトを点灯させると絵柄が浮かぶタイプ。
単行本2巻100ページのアミルさん入浴シーンですね。
この構図だとなんか覗き見してるような罪悪感がｗ
停電に備えて枕元に置いておくか。


対象の4冊が出揃った今なら、特典の在庫を確認した上で
4冊まとめ買いですぐ貰うことも出来るはず。
ただし荷物がかなり重くなるので注意。
（とらのあなのページ）

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フェローズ１６Ｄ巻末の次号予告より。
まず17号は通常通り単巻で6月15日発売予定。
（『乙嫁語り』第3巻も同時発売）

Fellows! 2011-JUNE volume 17 (ビームコミックス)


乙嫁語り(3) (ビームコミックス)



そして「テキスト・フェローズ！」と題した特集で
作家陣インタビューや対談、鼎談、エッセイコラムなど
文字で埋め尽くした誌面を40ページくらい掲載予定とのこと。


そして今号は無かった販促小冊子が17号では制作予定で、
テーマは「バニー・フェローズ」。“バニー”はバニーガール。
執筆予定作家に名前載ってますし、このテーマで参加しないはずは無いですよね森さんはｗ

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コミックナタリー『Fellows!』特集記事
リレーマンガ第4回に森さん登場。
さすがのオチ担当。というか、第3回ラストに丸山薫さんがメイドカフェ出した時点で
森さんならどんな風にも料理出来ますわな。



森薫、6月末でブログを閉鎖／フェローズ16Dのメイド漫画読切予告
まさかの展開…『乙嫁語り』第十七話「アンカラへ向かって」
『乙嫁語り』ヌードライト！？／英語版第１巻はハードカバー仕様
表紙メインは森薫の眼鏡っ娘…販促小冊子集『Awesome Fellows!』

Awesome Fellows! (ビームコミックス)


Shirley VOL 01


A Bride's Story, Vol. 1

『エマ』（番外編含む）の連載が2008年2月に終了し、同年4月に
次の連載開始までの期間限定で開設されたブログ「ヘリオトロープ」。
その後10月に『乙嫁語り』の連載がスタートしますが、
ブログは「年内継続」「当面の間継続」という告知が続き、今に至っていました。


【関連記事】
森薫先生、期間限定ブログ開設＆現行ＨＰは４月末で閉鎖（08.04.13）
森薫先生ブログ更新、新連載告知＆ブログは年内存続（08.09.10）
森薫先生のブログ「ヘリオトロープ」当面の延長を決定（08.12.23）


そして今日、10ヶ月ぶりの更新があり、残念なお知らせが。


ブログ閉鎖のお知らせ（ヘリオトロープ）


その前が3ヶ月ぶりの更新で、そこから10ヶ月音沙汰無かったので
次はたぶん……と思ってたらやはり閉鎖告知でした。
それによると明日25日から30日まで毎日更新してラフスケッチ掲載、
そこから2ヶ月猶予期間を取って、6月末にブログ自体を削除予定とのこと。
ということでイラスト保存まだの方はお早めに。


もともと数ヶ月の予定だったのを3年続けてくれただけでも御の字、ではありますが、
サービス精神旺盛な森さんのことですし、
またふとイラストアップしたくなる時もあるでしょうから
ブログそのまま放置でも全然構わないんですけども……。

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今月発売のフェローズ16号は4分冊で、
9日に発売された１６Ａには『乙嫁語り』第十七話が掲載、
30日発売予定の１６Ｄには“メイド漫画”の掲載が既報でしたが、
１６Ｃに予告が載っていました。



「お屋敷へようこそ旦那様！」

掲載作家がほぼ新人ばかりのフェローズ１６Ｄにおいて
福島聡と森薫の2人も“新人の心意気で”新作を掲載する模様。
気の強そうなメイドさんだなぁ。

Fellows! 2011-APRIL volume16D (ビームコミックス)




メイドさんといえば、『エマ　ヴィクトリアンガイド』で森薫先生と共著者だった
村上リコさんの初めての単著が発売中。

図説　英国メイドの日常 (ふくろうの本／世界の文化)
村上 リコ




まさかの展開…『乙嫁語り』第十七話「アンカラへ向かって」
『乙嫁語り』ヌードライト！？／英語版第１巻はハードカバー仕様

4月9日から始まった“週刊フェローズ”こと「Fellows!」16号の4週連続刊行。




その少し前に更新されたCOMIC ZINの紹介ページに販促物の案内が無かったので
今回は小冊子やクリアしおり等何も付かないのかと思っていたら、
とらのあなでは販促やっていたようです。

毎週フェローズが読める！？フェローズ前代未聞の4分冊毎週刊行！！

開催中のとらのあな各店舗で「Fellows！ 2011-APRIL VOL.16」A～Dまで
4冊全てをお買い上げの方に、先着で「乙嫁語りヌードライト」をプレゼント致します。

※同一店舗でのお買い上げのみが対象となります。

既にＡは買ってしまってるけど、仕方ないんでもう1冊ＡとＢ以降をとらで買うか。
で、サンプル写真が載ってますが……
Fellows!ロゴはあるものの、どの辺が「乙嫁」で「ヌード」なのか。
仕掛けは裏側なんですかね？
それにしても服が脱げるフローティングペンといい、
片寄ったところでお色気サービス熱心だなぁフェローズ編集部。


ちなみにフェローズ公式サイトは
東日本大震災後の3/16頃から当面の間更新休止中。
まぁ元々更新頻度低かったのであまり状況変わらないといえば変わらないですけど。

乙嫁語り(3) (ビームコミックス)

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森薫『乙嫁語り』英語版第1巻Yen Pressから2011年5月発売（去年11/21の記事）

上記記事で
「今回の英語版2000円は高いなぁ、もっと下がるといいのに」
と書きましたが、現在も1800円前後であまり下がる気配無し。
なぜ？…と思っていたら、最近やっと気付きました。

A Bride's Story, Vol. 1
Kaoru Mori



amazonによると今回の英語版、ペーパーバックじゃなくハードカバーなんですね。
どうりで定価自体が他より高い訳だ。
そしてYen Pressの『A BRIDE’S STORY』紹介ページ見ると確かに
「deluxe hardcover edition」という記述がありますね。
向こうの方にも森さんの絵は「beautifully-illustrated」なようです。
5月のニューリリースの項にもA Bride’s Story発売を喜ぶ声が見受けられます。
ちなみに英語版2巻は10月発売。

あと、同じ5月発売の英語版をいくつか。



まさかの展開…『乙嫁語り』第十七話「アンカラへ向かって」
森薫『乙嫁語り』第3巻2011年6月15日発売決定
表紙メインは森薫の眼鏡っ娘…販促小冊子集『Awesome Fellows!』



CMX版、『エマ』は全般に値段が上がってきてるなぁ。
『シャーリー』はまだ普通の値段なのでお早めに。